過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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271:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 19:14:07.46 ID:1fpknpK6o

 部長の小説は割と起承転結がはっきりしているし、抽象的な部分も少ない。
 わりとポピュラーで、感傷的なところもない。

 まあ、そこが部長(シィタ派もだけど)のすごいところで、普通、素人が書くと真逆になる。
 起承転結と呼べるものはなく、抽象的な表現が頻出する。
 文章が自分の殻に閉じこもっていて、登場人物が何を考えているのか分からない。
 無意味に長大で、すごく感傷的。……八割がた俺の話だ。

(素人小説のパターンはもうひとつあって、そちらは状況の読めないバトルマンガみたいなテイストになる)

 だから部長の書き方は、書いたことがないという人には難しい。すごく難しい。
 無意味に長大に感傷的に書く方がよっぽど簡単なのだ。
 
 とはいえ、それは今は関係ない。
 俺は内容を教えてもらうことを諦めて、質問に答えることにした。

「俺の場合は、毎回始まりと終わりが決まってるんで、参考にならないと思います」

「あ、そっか。そうだよね」

 というか、シィタ派に訊けばいいだろう。
 そう思ったところで、昼間に彼に言われたことを思い出し、ちょっと気まずくなった。
 たぶんひとりで暇そうにしていたから声を掛けられたんだろうけど。



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