過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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378:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/14(土) 19:23:52.05 ID:Dg8mkFd4o

 俺は部長から烏龍茶を受け取った。彼女は嬉しそうに頷いた。

「さっきはああ言ったけど、書きたくないなら、書かなくてもいいよ」

「……また、言ってることが違う」

「わたし、わりと適当に生きてるから」

 部長の笑い方は、見ていて気持ちがいい。そこには必要以上の衒いのようなものが一切ない。
 本当に自然と湧き出るような笑み。

 そういうのは、俺にはできない。

「ホントにね。無理ならいいし、書きたくないなら書かなくてもいいんだよ」

 ――書くか書かないかは、書きたいか書きたくないかで決めるものでしょ?

 ……結構、ダメージを食らったようだ。あのやりとり。
 こんなに何度も彼女のことを思い出すことなんて、今までなかった。

「自分でもよくわからないです」

「よく分からないって?」



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