過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/14(土) 19:23:52.05 ID:Dg8mkFd4o
俺は部長から烏龍茶を受け取った。彼女は嬉しそうに頷いた。
「さっきはああ言ったけど、書きたくないなら、書かなくてもいいよ」
「……また、言ってることが違う」
「わたし、わりと適当に生きてるから」
部長の笑い方は、見ていて気持ちがいい。そこには必要以上の衒いのようなものが一切ない。
本当に自然と湧き出るような笑み。
そういうのは、俺にはできない。
「ホントにね。無理ならいいし、書きたくないなら書かなくてもいいんだよ」
――書くか書かないかは、書きたいか書きたくないかで決めるものでしょ?
……結構、ダメージを食らったようだ。あのやりとり。
こんなに何度も彼女のことを思い出すことなんて、今までなかった。
「自分でもよくわからないです」
「よく分からないって?」
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