過去ログ - リヴァイ、エレン 「その先にあるもの」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:27:50.14 ID:qaDYtG7q0

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「・・・トロスト区だと?」

まずは全容を聞いてからとは思いながらも、俺は思わず口をはさんだ。

「確かに最短だがそれでもシガンシナまで50キロはある。俺たちは立体機動で壁を越えられるが、馬を下すのは無理だ。
徒歩で行ける距離じゃねぇぞ」

「馬はカラネス区の門から出す。壁上から口笛で誘導し、壁沿いに進ませてトロスト区門の前まで来させる。
巨人は馬を襲わないからな。餌や水なら壁から降ろすことが可能だし、草ならこの時期いくらでも生えているから
飢えることもないだろう。身軽な少数ならではの作戦だな。 」

なるほどな。 荷馬車も物資も必要ないから、俺たちが騎乗する馬だけ誘導すれば良いわけだ。

「・・・夜出発するのはいいが、暗闇の中で馬を飛ばすのか?」

「もちろん、満月の夜を選ぶ。我々にとっては確かな明かりとなるが、通常の巨人の原動力とはならない。
計画通りに運べば目的を果たしても日の出前に戻ってこられるだろう。 」

「・・・・そううまく行けばいいがな。もし獣の巨人が来たらどうする、あのクソ畜生は夜に自由に動いていたぞ 」

「獣の巨人か。 あれが現れる可能性は低いと考えている。なぜなら獣の目的はまだ突破されていない壁の
内側にあると思われるからだ。 エレンを確保しようとしたあの3人とは目的が違うように思える。
まあ私の推測でしかないがね。 いずれにしてもカラネス区から昼間出発するよりはよほど安全だろう?
我々はどのみち早急に地下室に行き、巨人の秘密を手に入れなければならないんだからな。」



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