過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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367: ◆VJcyLtIBiM[sage]
2013/09/28(土) 19:48:17.67 ID:wF1uRtL70
次楽しみにしてる


368:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/29(日) 19:15:23.60 ID:hq5RgeSQ0
乙ありがとうございます
急な予定が入ってしまったため、投下を明日の22:00に変更します
申し訳ありませんがよろしくお願いします


369:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/29(日) 20:10:25.96 ID:FPKjxNQEo
了解


370:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/29(日) 23:03:58.74 ID:t6MMhxW20
りょー


371:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/30(月) 04:43:19.06 ID:+nHcM9RsO
乙です


372:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/09/30(月) 09:14:22.07 ID:8v3vmhxy0
>>368
御意!


373:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/30(月) 23:05:44.74 ID:uDSMsl330
硝煙立ち込める中、今しも走行中の装甲車の屋根に片膝をついた美琴が、ゆっくりと手を振り上げる。
すると、地面に横たわっていたいくつかの傘の残骸が浮かび上がり、先行している装甲車を追い始めた。

十本ほどの骨組みが車両に追いつき、まるで美琴を守るように寄り集まる。
かと思うと、強力な磁力を受けて蛸足のようにくねり出した。
以下略



374:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/30(月) 23:10:58.54 ID:uDSMsl330
右手を直進する戦車に接近したのを見計らい、美琴が標的に向かって迅速に腕を振るった。
水平方向に撃ち出された槍が唸りを上げて戦車の左側の履帯上部に命中。
そのほとんどが弾き返されたが、それでも一本が連結部品の隙間に突き刺さった。
いかに分厚い装甲を纏っていようと部分的に脆い部分は存在する。
美琴がその一点に向けて、間断なく電撃の槍を放った。
以下略



375:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/30(月) 23:20:37.36 ID:uDSMsl330
美琴が黄泉川の飄然とした顔を見返した。
自分が作戦を告げたときと同じ顔だった。
本心は決して穏やかじゃないはずだ。
時間をかけたらかけただけ、自分や隊員が命を失うリスクが増すのだから。

以下略



376:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/30(月) 23:27:45.94 ID:uDSMsl330
たとえ無限に製造できても、18万円で作り出せるのだとしても。
美琴の目から見て、殺された彼女たちは、しかし確固とした意志を持つ人間だった。
だからこそ、行きすぎた権力の乱用を戒め、弱い者を守ってくれるはずの警備員や風紀委員が
妹たちを人間としてではなく、消耗品として認識したのだと落胆した。

以下略



377:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/30(月) 23:30:58.67 ID:uDSMsl330
「お待たせしました、準備ができたみたいです」

「わかった。――みんな、話は無線を通して聞いているな」

『はい、隊長』
以下略



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