過去ログ - 吸血少女と待つ夜明け
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:55:37.14 ID:A4xiBcVFo

 僕は呆気にとられた。
 彼女が下着を引っ張ったことでかなり危うい部分まで見えていたが、それが気にならないほどだった。
「おい、しい?」

以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:57:27.22 ID:A4xiBcVFo

 それから甘美な時間が終わって、僕は帰り支度をしていた。
 といってもまとめる荷物なんてほとんどなかったけれど。
「その……また来てもいいかな」
 訊ねるのには勇気がいった。
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:57:59.66 ID:A4xiBcVFo

「え?」
「ヒナ。それがわたしの名前」
 へえ、と僕は思った。こんな涼しげな美少女なのに、名前はなんだかかわいらしいんだな。
「いい名前だ」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 16:58:51.93 ID:A4xiBcVFo
続きます


45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 18:12:50.52 ID:agnCfwOZo



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 18:34:29.56 ID:eNujdoSKo

ひなだお!


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/28(水) 08:46:47.06 ID:+sQYBrzRo
おいたんだえ?

では投下します


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/28(水) 08:48:08.05 ID:+sQYBrzRo

 僕の生活は様変わりした。
 小さく。ほんの少しだけ。
 アルバイト先と安アパートを往復する日々は変わらない。
 その間に、ある小さなホテルを挟んだだけ。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/28(水) 08:48:44.27 ID:+sQYBrzRo

「こんばんは」
「ん」
 ドアを開けてくれた彼女は、そっけなく僕を部屋に招き入れた。

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/28(水) 08:49:24.45 ID:+sQYBrzRo

 ドラマが終わって彼女もシャワーを浴び終えると、僕たちはいつものようにベッドに寝そべった。
 向きあい、見つめあう。
 彼女の吸い込まれそうに深く黒い瞳を見つめているうちに僕の心は静まる。

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/28(水) 08:50:11.18 ID:+sQYBrzRo

 僕は満足していた。
 彼女の技術は僕にはもったいないほどのものだったし、とても気持ちがよい。
 買春行為であることの罪悪感を忘れるほどに。

以下略



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