31: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/27(火) 23:31:44.85 ID:jeK3k/GY0
○○○「へぇ……たかだか一キャラクターにしては、中々思慮深いじゃないですか」
●●●「だからといって別に何が変わるわけでもない。削除対象なのには変わらない」
勇者「誰だッ!?」
32: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/27(火) 23:40:38.59 ID:jeK3k/GY0
○○○「へぇ……たかだか一キャラクターにしては、中々思慮深いじゃないですか」
●●●「だからといって別に何が変わるわけでもない。削除対象なのには変わらない」
勇者「誰だッ!?」
33: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/27(火) 23:41:25.18 ID:jeK3k/GY0
誤爆しました、すんません
34: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/27(火) 23:47:13.45 ID:jeK3k/GY0
一瞬。片方は間合いを詰め、もう片方は引き金を引く。それで終わる
●●●「…………なっ」
○○○「わぉ!」
35: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 00:15:34.49 ID:sGxN2E0V0
魔王「飛び道具は任せたぞ。俺はこのねーちゃんだ」
勇者「了解。……こんなつまんねぇトコで死ぬなよ」
魔王「……ハッ。天下の魔王様がこんな味気ねぇ場所で死ぬかよ」
36: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 00:39:30.67 ID:sGxN2E0V0
魔王「オラオラ、どうしたねーちゃん!?さっきの威勢はどこいった、防戦ばっかかぁ!?」
●●●「…………」
魔王「ご自慢の剣も随分短くなったなぁオイ!もうあと何回で機能しなくるんだろうなぁ!」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/28(水) 15:43:37.13 ID:j1BLoFLR0
乙
38: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 22:49:41.82 ID:sGxN2E0V0
背後から響く鈍痛。それは幾度となく体感した勇者の一撃によく似ていた。
魔王「……なんの冗談だ、おい」
しかし、それは一撃ではなく。
39: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 23:03:05.08 ID:sGxN2E0V0
●●●「潔く死ねばいいものを。抗おうとも苦しみが増すだけだろうに」
魔王「……生憎、世界征服するまでは死ねなくてね」
●●●「哀れだな。そうまでして生に依るか」
40: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 23:27:01.60 ID:sGxN2E0V0
宙を漂う七つの刃は無規則に、無軌道に魔王に襲いかかる。
されど、魔王とてそう簡単にやられる訳ではない。規則性のない刃をすんでの所で交わしながら進退を繰り返している。
魔王「どうした、次で殺すんじゃねぇのか?」
41: ◆NikGLKvdxM[saga]
2013/08/28(水) 23:52:52.39 ID:sGxN2E0V0
●●●「…………」
剣を振り下ろした。多少の嗜虐心があったのだろう、頭ではなく少しバカラ横にずれ、右腕を切り落としたはずだった。
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