過去ログ - 五十嵐響子「大丈夫、大丈夫!」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 23:59:38.89 ID:hdkEmDEt0

P「あまりにも収穫がなかったので、今日のところは諦めようとしていたとき、私は響子さんとぶつかったのです。」
P「あの時は自分も気が動転していまして、スカウトのことなんて忘れていたのですが、そのあとすぐに、なんで勧誘しなかったのか、と後悔しましたね…」

響子「それで私が電話をかけて、これはチャンスだ、ということだったんですね?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:00:09.99 ID:6Ak/+kUT0

響子「運命、ですか。」
女の子は運命という言葉に弱いのです。そんなこと言われたらその気になっちゃうじゃないですか。でも、

響子「本当に私なんかがアイドルをできるんでしょうか?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:00:45.25 ID:6Ak/+kUT0

響子「…大丈夫、ですか?」
P「はい?それは…」
響子「私は家事が好きなごく普通の女の子です。そんな女の子は日本中どこにでもいると思うんです。それでも、私で、大丈夫なんでしょうか?」
心配事だらけです。全く知らない世界に足を踏み入れることになるのかもしれないですから。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:01:17.73 ID:6Ak/+kUT0

P「もちろん、大丈夫です。私が全力でサポートしますから。」
P「そして私は、絶対に響子さんをトップアイドルにできると確信していますから。」

その一言に、私は今までと違う、まったく新しい道へ進むことを決めたのです。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:01:53.33 ID:6Ak/+kUT0

その夜、私は両親に相談しました。もちろん不安な点は多々ありましたが、自立はしているということで許可してくれました。日頃の家事の成果でもあるんでしょう。

響子「大丈夫、大丈夫…」
大丈夫と2回唱えること、これは私を見失わないための呪文です。心の中でこう唱えると不思議と落ち着くのです。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:02:22.35 ID:6Ak/+kUT0

P「それでは、大切な娘さんを預かることとなりますが、全力でサポートさせていただく所存ですので、どうぞよろしくお願いします。」
話し合いはスムーズに終わりました。契約書にサインをし、簡単な今後の予定を聞きました。

P「本格的な活動はまだもう少し先になりますので、また連絡を差し上げますので。」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:02:50.60 ID:6Ak/+kUT0

それまでに私もやるべきことができました。
今までは春休みでしたから時間はあったのですが、単身上京することに決めたのでその準備をしなくてはいけません。
響子「あれとこれと、あぁあとあのエプロンと…」
次々と荷物をトランクに詰めていきます。必要なものとそうでないものを慎重に考えながら。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:03:16.72 ID:6Ak/+kUT0

響子「よし!これでいいかなっ。」
準備はできました。あとは出発を残すのみです。
響子「それにしても、ずいぶん片付いちゃったなぁ…」
私の部屋にあった小さなテーブルやいす、お気に入りのチェストなどは先に送ってもらいました。そのせいで日焼けのしていない床がまぶしく見えます。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:03:53.10 ID:6Ak/+kUT0

響子「それじゃ、いってきます!」
翌日、出発の時がやってきました。
弟「お姉ちゃん、がんばってね!」
響子「うん、ありがとう。きっと大丈夫、大丈夫!」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:04:24.30 ID:6Ak/+kUT0




それからの毎日はものすごい勢いで過ぎていきました。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:05:19.82 ID:6Ak/+kUT0

P「響子、今日はライブだ、落ち着いていこうな。」
響子「はい。…ふふっ、今日は敬語じゃないんですね。」
P「最近はもうずっと敬語じゃないだろう、そりゃ響子にやめてくれって言われたらやめるさ。」
響子「そうですね、Pさんは敬語じゃないほうが似合いますよ。」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 00:05:46.20 ID:GAly6cUio
ああそうか、響子ちゃん鳥取出身だったな。


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 00:05:56.43 ID:6Ak/+kUT0





以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/27(火) 00:07:06.08 ID:6Ak/+kUT0
以上で投下終了です。ありがとうございました。
響子ちゃんみたいな女の子がアイドルになるってこんな感じなのかなっていう妄想でした


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 00:17:07.68 ID:zuVYNXHq0
乙乙
出来れば1行ごとに行空ければ見やすくなったかなーと


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/08/27(火) 00:21:45.98 ID:6Ak/+kUT0
読んでくれた方ありがとうございます、あとでHTML化依頼出しておきます
よろしければ旧作
高森藍子「少女日和」
ex14.vip2ch.com
小松伊吹「Let’s!」水木聖來「Dancing!]
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 00:21:59.45 ID:+f7THKcoo
Pが鳥取になにしにきてたのか気になる鳥取県民


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 00:28:49.46 ID:6Ak/+kUT0
1です、携帯から

鳥取にきてたのは地方スカウトということでひとつ…
御都合主義でPさんを鳥取に召喚しました!


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 00:31:24.61 ID:6Ak/+kUT0
あとタイトルは書いてたら大丈夫って言葉を多用してたので
むしろ利用してやれってことでこんな感じにしてみました

読んでくれた方本当にありがとうございました!


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 04:59:27.66 ID:RFxkapnAO
…乙!


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/29(木) 05:45:00.57 ID:rCGnB3iDo
すげーよかった!
乙乙!


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