過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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363: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 17:59:26.70 ID:h5aKtyLbo

病院で滝壺理后から話を聞いた後、直ぐにでも彼女を探しに飛び出そうとした少年を止めたのは、意外にも打ち止めであった。

「ソギイタ、ちょっと待って、ってミサカはミサカは制止してみる。」

以下略



364: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:00:50.32 ID:h5aKtyLbo

「大丈夫だよ、そんな顔しないで。」

打ち止めは彼を元気づけるように、その大きな手を小さな両手でぎゅっと握った。
こんな幼い子供に慰められるだなんて、情けないとは思うのだけれど。だけれど少女がいないというだけで、不安で仕方がない。
以下略



365: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:03:25.56 ID:h5aKtyLbo



「らすとおーだー、本当にそぎいたを連れてこなくってよかったの?」

以下略



366: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:05:10.02 ID:h5aKtyLbo

「でもカミジョウや、インデックスや、ましてやあの人が嘘を言っているだなんて思えないし、ってミサカはミサカは自分も若干信じきれていないことを暗に伝えてみる。」

「でもきっと、あの人が冥土返しにも治せなかったものを治そうと思っているのなら、「それ」を頼る筈だよ、ってミサカはミサカは断言してみる。」

以下略



367: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:06:20.55 ID:h5aKtyLbo



「らすとおーだーとりこう?何だか不思議な組み合わせだね、あくせられーたがいないなんて。」

以下略



368: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:14:04.87 ID:h5aKtyLbo



「―というわけなの、ってミサカはミサカは説明を終えてみる。」

以下略



369: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:20:09.03 ID:h5aKtyLbo

「魔力は使いたい魔術に合わせてそれぞれ違うものを精製する必要がある。使用したい魔術と魔力の性質が合わないと、術者に色々な反動が返ってくるの。勿論複数の魔術を使い分ける魔術師は、「魔力と魔術の性質が合わない」なんていう基礎的なミスをしないように訓練をしているけれど。」

「けれど、そのミスをわざと誘発させるような魔術というのもある。魔術と魔力の組み合わせのミスを起こさないための努力と、それを起こさせようとする工夫は、もう長い間いたちごっこのように続いている。何せどんな魔術にでも共通する弱点だから。」

以下略



370: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:21:45.00 ID:h5aKtyLbo

「―でもね、とても沢山あるんだよ。」

「沢山?」

以下略



371: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:23:53.36 ID:h5aKtyLbo

「……本当に、色々な方法があるんだね、ってミサカはミサカは確認してみる。」

敬虔なシスターは、いっそ厳かにすら見える表情で頷いた。

以下略



372: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:25:08.05 ID:h5aKtyLbo

「なら、どうしたらいいの、ってミサカはミサカは途方に暮れてみる……。」

愕然とした様子の打ち止めに、インデックスは救いの手を差し伸べた。

以下略



373: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/01/18(土) 18:27:27.96 ID:h5aKtyLbo
今日はここまでです。
かなり魔術について捏造の設定を入れました。が、一応原作描写と食い違うような内容ではないはず…と信じたい。どうしてもこういう説明はセリフばっかりになりますね。


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