過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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391:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/26(日) 18:38:07.79 ID:Oraq/sFLo
乙です


392:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/27(月) 17:45:26.58 ID:dwzuaIcv0
乙です


393:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/01(土) 11:42:56.69 ID:Dw/+VBiO0
乙です


394: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:19:52.73 ID:rMwp2u+So
いつもどもです、こんにちは。
納得できるものがなかなか書けずにいて、今日は投下できないかもと思っていたのですが、どうにか満足とまではいかなくとも及第点と言えるものができあがったのでさっさと投下します。今投下しないとやっぱりこれじゃダメ、って気分になりそうなので。
あとこの場面にこれ以上凝りだすと、最早削百合スレではなくなるし…

いつもより長めですが、お付き合いください。


395: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:20:39.58 ID:rMwp2u+So

家主に頼まれたからというわけでなく、単に自分が気になるだけであった。10時のおやつを済ませた後に、シスターは意を決したように隣室を訪ねた。
ぴんぽん、と安っぽい呼び鈴の音が鳴った。ひゅう、とからっ風が学生寮の通路を通り過ぎる音が響く。義妹の気配がないときはいつもそうで、この部屋には体温がない。記憶を失ってしまった上条とはまた別の理由で、彼の部屋には感情が篭っていなかった。

「何ですかにゃー。」
以下略



396: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:22:25.89 ID:rMwp2u+So

「…今日は何のお仕事なの。」

「お仕事じゃなくって、個人的趣味ですたい。」

以下略



397: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:23:25.63 ID:rMwp2u+So

「あくせられーたは、無事に戻ってくるの。」

インデックスは一つだけ訊ねた。本当だったら確認したいことなど山程ある―いつ戻ってくるのか、今はどこで、何をしているのか、だけれど向かい合う男はそんな矢継ぎ早な質問に逐一答えてくれるような親切な男ではない。一番肝心なことだけ、彼女は口にした。

以下略



398: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:24:44.34 ID:rMwp2u+So

「間違えないように助けてあげるのも、もとはるの仕事ではないの。」

俯いたまま訊ねた彼女の頭を、大きな掌が軽く撫ぜた。それは酷く優しい仕草であったけれど、救いを示してくれるものではなかった。

以下略



399: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:25:22.75 ID:rMwp2u+So



夕方、インデックスが独り過ごす部屋の呼び鈴が鳴った。

以下略



400: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:25:49.39 ID:rMwp2u+So

「今日はどうしたの?」

「いや、兄貴が風邪をひいたって連絡貰ったから、見舞いに来たんだけどなー。今ちょうど病院に行ってて留守らしい。」

以下略



401: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/02/02(日) 12:29:27.19 ID:rMwp2u+So



色々と用事を済ませているうちに、夕方に家を出た筈がいつの間にやら完全下校時刻どころか、不良が活発に活動しているような時間すらも過ぎていた。自ら望んで入り込んだ世界ではあるが、多重スパイというのは面倒なものである。

以下略



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