過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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82: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/09/13(金) 22:28:37.86 ID:ZglM4QS1o

「あ、あの人起きたいみたい、ってミサカはミサカは電波を受信してみたり!」

打ち止めがぴこんとそれこそ何かを受信したかのようにソファーから勢い良く立ち上がった。確かに廊下を歩く微かな足音と、金属の擦れ合うようなかしゃかしゃという音が聞こえた。

「あ、ほんとね、」

今日自分が遊びに来ることは一方通行の耳にも入っている筈である。しかしそれなりの覚悟を決めてこの家に足を踏み入れて、そうして通されたリビングに誰一人いなかったことで気が抜けてしまっていた御坂は、一方通行と相見える覚悟を再び固めることができなかった。そのうちに廊下からリビングに続くドアが開いた。
そうして姿を現した人物の出で立ちに、御坂は声を荒げた。

「………アンタ、何て格好してんのよ!!?」

「…はァ?」

果たしてリビングに姿を表した学園都市最強にして最凶、傲岸不遜で唯我独尊な第一位、一方通行様は、タンクトップに男物にしか見えないボクサーパンツというあられもない姿であった。



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