過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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477:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:41:58.19 ID:ZbrusG1n0
――十分後

円周「お茶入ったよー」

シェリー「茶請けは?」
以下略



478:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:43:27.66 ID:ZbrusG1n0
円周「あっれー?それっておかしくないかなぁ、だってポルトガルでしょ?ドイツから遠いじゃん」

円周「っていうかEU最西端なんだけど、場所が違いすぎるよね?」

バードウェイ「あくまでも自称なんだよ。そう呼ばれるようになったのか、それとも最初からそうだったのか。それは本人達も知らないだろう」
以下略



479:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:44:23.33 ID:ZbrusG1n0
シェリー「……具体的には?」

バードウェイ「分からん、というか我々でも検討がつかない」

バードウェイ「最低でも普通の魔術の魔力100年以上は確実だろう」
以下略



480:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:45:39.15 ID:ZbrusG1n0
シェリー「……はぁ?お前、今更何言ってやがんだよ」

バードウェイ「あれは正確に分類するのであれば。恐らく世界中で全てのタロットを合計すれば数百万セットは存在するであろう、その全てが――」

バードウェイ「――『たった一つの魔導書の写本』なのだよ」
以下略



481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:47:19.13 ID:ZbrusG1n0
バードウェイ「新入り。内容は知ってるか?」

上条「俺!?えっと……死んだ人の魂が、冥界へ行って審判を受ける、だっけ?」

バードウェイ「そうだなぁ。『毒を薄めた後』の死者の書にはそう書いてあるな」
以下略



482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:48:28.74 ID:ZbrusG1n0
円周「『そいつぁ「連中も後継者の一人」なんじゃねぇのかよ、クロムウェル』」

シェリー「何?」

円周「『「ハーメルンの笛吹男」の説の中には「民族の大移動」って説もある。最近は呼び方も変えろって言われてるらしいがな』」
以下略



483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:50:04.32 ID:ZbrusG1n0
バードウェイ「ちなみにそういった理由から、『明け色』の魔術師の力は『笛吹男』には通用しない」

バードウェイ「私達の使っているタロット――『死者の書』の写本が『プリマ・タロッコ』の劣化複製品である限り、そして」

バードウェイ「我々の魔力を用いているため、昨日私の力を以てしても傷一つ着けられなかった」
以下略



484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:51:00.86 ID:ZbrusG1n0
上条「なぁ、教えてくれよ?そのタロットが何だって言うんだ」

バードウェイ「あー、現在最古のスフォルツァ版タロット群、そしてその中でも最古のイェール版タロット」

バードウェイ「つまり『笛吹男』が核として用いているタロットだが、実は」
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:52:04.53 ID:ZbrusG1n0
――コンビニ

店員「らっしゃぃあっせっ」

上条「メシメシ……と、どれがいいかな?」
以下略



486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/30(水) 12:53:12.27 ID:ZbrusG1n0
上条「フルートの演奏会でもしようってんじゃねぇだろうな?」

笛吹男「まさか。なに、ちょっと決闘でもしようかな、と」

上条「まぁそうなるよなー。期日まで逃げ回ってるのもいい加減限界だし」
以下略



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