10:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 21:01:31.00 ID:alkpeGmr0
そう言うと雪女は遠い目をして、話を続けた。
雪女「そこは山よりも涼しく、当時貴重な氷もあり、私はなんとか命を取り留めることができました」
男「それから?」
11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 21:02:02.42 ID:alkpeGmr0
ぱっと見はただの顔色の悪い女性でも、やはりこの人は幽霊とか、妖怪とかの類であると実感させられる瞬間だ。
雪女「さあ坊っちゃん、お勉強の続きと致しましょう。
まだ八の段が苦手だと仰ってたでしょう?」
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2013/09/06(金) 21:05:54.31 ID:alkpeGmr0
僕の家は所謂お金持ちに分類される。
僕の曾お祖父様が建てた屋敷は当時としては珍しい洋館風の造りで、何気に金持ち御殿と呼ばれていたらしい。
どうやって財を成したのかは知らないが、僕も裕福と云われる生活ができるのは、曾お祖父様から受け継いだ事業をお祖父様やお父様が拡大させて行ったからだろう。
雪女「このままで継がれるのであれば、坊っちゃんがこの家を守っていかなくてはならないのですよ」
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2013/09/06(金) 21:15:53.33 ID:T4FsvIfi0
面白いな
期待
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2013/09/06(金) 22:17:09.16 ID:ycKcT1F+0
うっかり解けかかってしまう雪女さん可愛い。
期待
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2013/09/08(日) 02:06:33.24 ID:6+ypKDvdO
ID変わったけど続き書く
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2013/09/08(日) 02:07:29.48 ID:6+ypKDvdO
夏の日。
雪女「坊っちゃん、おかえりなさいませ」
男「…ただいま」
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2013/09/08(日) 09:23:13.01 ID:4TU7Xhxi0
期待
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2013/09/09(月) 19:42:33.68 ID:ImZyPogQ0
雪女「坊っちゃん」
男「なに」
雪女「今日は水泳の日でございましたね、水着を洗いますのでお出しください」
19:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/09(月) 23:46:27.53 ID:W7sgPGFf0
男の設定はどんな感じ?
20:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/09(月) 23:46:38.94 ID:ThusL/EBo
酉つければ?
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