過去ログ - 男「僕の家の雪女」
1- 20
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:29:50.57 ID:2qmOTCUlO
母が、僕のために。

雪女「それと、旦那様から一時間おきに状態を報告するように言いつけられておりますので、失礼します」

そういうと、雪女は携帯電話を取り出し、ピロリロリーンと間抜けな音を発生させた。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:30:29.32 ID:2qmOTCUlO
父が、僕を心配して。

雪女「坊っちゃんは、愛され坊っちゃんですね」

携帯でメールを打ちながら、雪女は言う。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:31:00.45 ID:2qmOTCUlO
携帯がまた鳴り出す。
雪女の顔が綻んで、僕に携帯を渡す。

雪女「旦那様からですよ、坊っちゃん」

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:32:15.04 ID:2qmOTCUlO
いつかの日

日記を閉じて、思い出す。
そう言えば、雪女の役目を知らずに過ごしていた。
お役目自体は夏頃にしかなく、あとは坊っちゃんのお世話係なのですよ、と笑っていた雪女。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:32:57.21 ID:2qmOTCUlO
そういうと、母は着いてくるよう言い、先に歩き出す。
薬があっているのか、病弱であったはずの母はここ数年調子がいい。
少し日に焼けた母を見下ろしながら、小さくなったものだな、と考えてしまう。
いや、僕が大きく、それだけ時が流れたのだ。



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:33:33.94 ID:2qmOTCUlO
母についていくと、そこは厨房だった。
こんなところで仕事をしていたのか。

母「雪女の役目はね、ここで害虫を駆除することよ」

以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:34:13.61 ID:2qmOTCUlO
母「昔は殺虫剤というものがなくてね、曾お祖父様が雪女を見かけた時、これだ!と思ったそうよ」

母「今はこれがあるから雪女がいない家庭でも、似たようなことができるようね」

本当、便利な世の中になったわ、と笑う母が持っていたそれは、スプレー缶だった。
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:40:06.30 ID:2qmOTCUlO
おわり


55: ◆V8hSvXiS.s[saga]
2013/10/02(水) 00:44:20.82 ID:2qmOTCUlO
期待しててくれた人たち、本当ごめん。
メモ帳に「オチ:スプレーにとってかわる雪女たん」とか書いてあって勢いでそこに繋がるストーリー考えてたらなんかもうわけわからなくなった。
一応最後まで書いたけど、もうなんか夏までに終わらなかったし、もうどうにでもなぁれ状態で書いたから本当ごめん。
ちゃんと全部書き終わってから投下すべきだった。
ちなみに元ネタはみんなわかると思うが、フマキラーのゴキブリ凍止ジェット、雪女編です。
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/02(水) 01:17:43.35 ID:baZpB4TKo
なんというズコーがあうSSwwwwwwww
これはこれで面白かった乙


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/02(水) 02:29:27.51 ID:R8nU4g08o
なんだよそのオチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんだよそのオチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



以下略



60Res/21.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice