過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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360: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:48:12.88 ID:7lsMct2Qo


杏子『ああ…… まあね。 ……でも、時間がない』

マミ「え? ……どういうこと? 魔女はどうなったの?」
以下略



361: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:49:45.10 ID:7lsMct2Qo


マミ「えっ……?」

杏子『いいか、よく聞いとけよ……あいつは、ちっこい蛇みたいな姿をしていて……多分本体に、大した力はない』
以下略



362: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:51:05.53 ID:7lsMct2Qo

話しながら、マミは杏子の声に小さな違和感を感じ始めていた。

特に疲れているとか、息が切れているようには聞こえない。
しかしなぜか、彼女は頻繁に言葉を切っていた。
以下略



363: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:52:43.57 ID:7lsMct2Qo


マミの体がびくっと震えて、前に出しかけていた足が止まる。

それに合わせて立ち止まったキュゥべえは、じっと彼女の顔を見上げていた。
以下略



364: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:55:51.15 ID:7lsMct2Qo


杖になっていた銃を捨て、マミは前のめりになりながらも走りだす。
携帯電話を耳に当てたまま、水道管の水でびしょ濡れになるのも厭わずに。

以下略



365: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:57:09.90 ID:7lsMct2Qo


杏子『ああでも……昨日も言ったけど……信じてるから』


以下略



366: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:57:55.01 ID:7lsMct2Qo

電話が切れた後も、大規模な銃やリボンを作り出すほどの魔力が無くなった後も。
マミはただひたすらに、杏子が待機していた地点へ向かって走った。

時間にして、おそらく一分も経っていないだろう。
以下略



367: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:58:57.08 ID:7lsMct2Qo


ただ、杏子が立っているべき場所には、彼女の携帯電話だけが落ちていて。

震える指でそれを開くと、未送信のメールが表示されていた。
以下略



368: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/01/26(日) 21:59:53.85 ID:7lsMct2Qo




誰もいない街中に、絶叫が響き渡った。
以下略



369:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/27(月) 00:15:27.35 ID:mnX59enO0
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