11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:22:38.46 ID:qgOebLqx0
P(いや、無表情と言うよりは……)
あまりに冷たすぎる瞳。
まるで人形のように虚ろで、おぞましさすら感じてしまう。
不気味に思って一歩距離を置こうとするも、足は動かない。
P「全く……何なんだここは……」
不可解な空間。何がどうなっているのか、さっぱり分からない。
そんな事を考えて、この状況にうんざりしてきたところで、劇的な変化が起こった。
P「線が……増えていく?」
千早を認識してしばらくすると、空間の縦横にいくつもの線が走りだした。
遥かな先にある地面に。果てがないと思っていた空に。
無数の線ができ、交差し、際限なく伸びてゆく。
それはまるで、コンピューターにおける都市モデリングのようで。
何も無い空間に、床が、壁が、天井が生まれる。
P「くっ――!?」
突如、まばゆい光が眼孔を刺す。
目を開けていられないほどの白。
同時に雑多な音が生まれ、浮上する感覚が身体を襲って……
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