過去ログ - P「光射す日常――」
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12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:24:33.79 ID:qgOebLqx0
【朝、事務所】

P(ここは……事務所か)

さっきの空間から抜け出した先は、見慣れた事務所だった。

P(あの夢は一体……?)

考えても答えは出ないので、一旦思考を止める。
すると、視界の端に少し不機嫌そうな千早が見えた。
その後ろには、千早と俺を見守るように春香が佇んでいる。
上着を羽織っているのは、気温の変化が大きいからだろう。
自分達で体温調整に気を配って貰えるのはありがたい事だ。

P(それにしても……時間が経つのは早いな)

もう彼女達が来る時間になっていたとは。
二人が来る前には思考をクリアにしておきたかったのだが、どうやら思っている以上に寝不足だったらしい。
まさか、こんなにギリギリまで寝てしまうとは予想外だった。
まあ、二人が来ているのに眠り続けるという醜態は回避できたので良しとしよう。

P(千早がこんな顔をしてるのは、多分あの事だろうな)

これからするやり取りは、恐らくいつも通りだろう。
春香もそれを分かっているからか、ノータッチの姿勢でいるつもりらしい。
そんな事を思っていると、件の千早が問い掛けてきた。


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