130: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/22(日) 22:06:18.44 ID:vLQeQ6KRo
たどり着いたのは、屋上。
園城寺先輩が居て、先輩ら二人から責められるモンと思っていたけれど、
なぜだか誰も居なかった。
夢に見た、「清水谷」先輩と、二人きり。
でも、私が今すべきことは、告白でも、ロマンチックなセリフを吐くことでもない。
「……………すいません、でした……」
連日の晴天でカラリと乾いた屋上の床に膝をつき、
深々と頭を下げた。
「い、いや、そんなんやないって」
「……最低なことをしてしまって……ホンマに、すみません」
「ちょ、ちょい、とりあえず立ってって」
先輩に手を引かれ立たされる。
その少し触れた手にドキドキする自分に、嫌気がさす。
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