過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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188: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:34:02.41 ID:1FNBzH6K0
あかり「・・・」

あかりの驚きなど気にも留めずに彼女は話し続ける。

向日葵「わたくし、富山県から転校してきた古谷向日葵という者なんですの。
以下略



189: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:34:30.29 ID:1FNBzH6K0
結局その日は一度も向日葵と会話することができず、放課後に。あかりはいつものように
友達と一緒にテニス部へ向かう。

あかり(結局向日葵ちゃんとお話できなかった・・・)

以下略



190: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:34:57.87 ID:1FNBzH6K0
部活の帰り、あかり達4人は校舎の中を昇降口に向けて歩いていた。

生徒A「今日は帰りにカラオケ寄ってかない?」

生徒B「いいねいいねそうしよう」
以下略



191: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:35:25.89 ID:1FNBzH6K0
あかりは走った。この手紙がいつ入れられたのかは分からない。
もしかしたら向日葵はもう帰ってしまっているかもしれない。しかしそんなことは関係なかった。

信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。
あかりはもっと恐ろしく大きいものの為に走っていた。
以下略



192: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:35:52.82 ID:1FNBzH6K0
あかり「ハァハァハァハァハァ×50」

夕焼けが広がっている。とても綺麗だ。向日葵がこちらに向かって歩いてくるが、逆光になっていて
表情は見えづらい。

以下略



193: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:36:20.64 ID:1FNBzH6K0
あかり「それより、あかりは向日葵ちゃんが生きていてくれて嬉しいよぉ。
    うぅ、あかり、向日葵ちゃんのこともう死んだと思ってた・・・、から・・・。グスッ」ポロポロ

向日葵「ああ、今度は赤座さんが泣いちゃって。大丈夫ですわよ、わたくしがそんな簡単に
    死ぬわけないじゃないですの。たかが弓矢1本で死んだ櫻子とは違いますわ」
以下略



194: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:36:52.44 ID:1FNBzH6K0
あかりはもうとっくに泣き止んでいた。だが今度は向日葵と面と向かって話をしていることに
恥ずかしさを覚え、少し目をそらしながら話を続ける。

あかり「えっと、てことはもしかしてあの夜あかりが見た向日葵ちゃんって・・・」

以下略



195: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:37:19.10 ID:1FNBzH6K0
あかり「でもそれと今日の転校と何の関係があるの?」

向日葵は声のトーンを上げる。

向日葵「赤座さん、聞いて驚かないでください。実はわたくし、赤座さんを連れ戻しに来たんですの!」
以下略



196: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:37:48.07 ID:1FNBzH6K0
向日葵「わたくしと一緒に帰りましょう赤座さん。あなたが13年間過ごした街があなたを待ってますわ」

あかり「でも、急にそんなこと言われても・・・」

向日葵「分かりましたわ。では今すぐに決断しろとは言いません。2、3日あげますから
以下略



197: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:38:14.71 ID:1FNBzH6K0
その後あかりは向日葵と別れて家に帰ってきた。

あかね「遅かったわねあかり。もう夕食出来てるわよ。今日のメニューはオムライスよ」

あかり「わぁいオムライス、あかりオムライス大好き」
以下略



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