370:1[saga]
2013/10/03(木) 18:34:20.13 ID:G5M1PBVQ0
三浦「それで犯人はこの佐伯剛雄という男に間違いないんですね。」
右京「えぇ、妻である伽椰子さんへの殺人未遂、息子である俊雄くんへの児童虐待、
さらには麻薬所持、とりあえずこれで立件出来るはずですよ。
ちなみに麻薬の方は2階の屋根裏にあると思われますので急いで確認お願いします。」
371:1[saga]
2013/10/03(木) 18:34:46.99 ID:G5M1PBVQ0
伊丹「殺人未遂じゃなぁ！大した手柄にもならねえんだよ！」
芹沢「先輩…そんな不謹慎な事言っちゃ駄目ですよ！」
三浦「そうだぞ、こうして子供の命が助かったんだ。幸いだと思えよ！」
372:1[saga]
2013/10/03(木) 18:35:39.15 ID:G5M1PBVQ0
右京「それと妻の伽椰子さん、彼女も麻薬常用している疑いがあります。
彼女も一緒に連行させてください。」
伽椰子「…」
373:1[saga]
2013/10/03(木) 18:36:55.57 ID:G5M1PBVQ0
右京「旦那さんはこれから長い刑期を…そして伽椰子さん、あなたも麻薬常用で暫くは
俊雄くんとは会えないでしょうね、今のあなたたちに俊雄くんを任せられませんからね。」
伽椰子「もうあの子の事なんてどうでも…」
374:1[saga]
2013/10/03(木) 18:38:42.62 ID:G5M1PBVQ0
右京「果たしてそうでしょうかね、それではこの絵を見てもらえますか。」
伽椰子「この絵は…」
右京「えぇ、先ほど2階にいた俊雄君はあなたたち夫婦の似顔絵を描いていたのですよ。
375:1[saga]
2013/10/03(木) 18:39:15.53 ID:G5M1PBVQ0
右京「それではあとはお任せします、我々はこの家でまだやる事があるので。」
亀山「じゃあな、ヘマすんじゃねえぞ。」
伊丹「うるせえ！後は調書取って送検するだけだ、ヘマしたくても出来ねえっての！」
376:1[saga]
2013/10/03(木) 18:40:42.78 ID:G5M1PBVQ0
ﾌﾞﾛﾝｯ
377:1[saga]
2013/10/03(木) 18:41:15.15 ID:G5M1PBVQ0
ﾌﾞﾛﾛﾛﾝ
378:1[saga]
2013/10/03(木) 18:41:44.34 ID:G5M1PBVQ0
そしてその光景を佐伯家の2階から見下ろすもう一人の右京と亀山がいた。
右京「どうやら…鉢合わせせずにすんだようですね。」
亀山「いやぁ、危なかったですね。
379:1[saga]
2013/10/03(木) 18:43:51.81 ID:G5M1PBVQ0
右京「まあそうでしょうね、犯人は逮捕しましたし証拠も押さえた。
これ以上この家に居る必要はありませんからね。
それよりも頼んでおいた事はやってもらえましたか？」
神戸「バッチリです、先ほど不動産屋の鈴木達也さんを訪ねてこの物件には関わらないようにと
380:1[saga]
2013/10/03(木) 18:44:30.00 ID:G5M1PBVQ0
右京「そうですね、これでキミの未来は変わりますよ、佐伯俊雄くん。」
俊雄『…』
右京が名指しした少年、それは佐伯俊雄であった。
580Res/260.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
