過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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520: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:26:34.15 ID:rEGEV1Wgo



叩けば引き、追えば逃れる。10本足の魔女。
そんな異形の彼女が反撃に転じた理由はひとつだけ。
以下略



521: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:28:21.99 ID:rEGEV1Wgo



魔まどか「やっぱりどこにも魔法少女がいないよ」

以下略



522: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:29:51.72 ID:rEGEV1Wgo



マンションのオープンテラスは、マミの貸し切り状態だった。
夜風が湿っぽく頬を撫でる。どんよりと、絵の具を滅茶苦茶にかき混ぜてしまったような、渦巻く灰色。
以下略



523: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:31:19.97 ID:rEGEV1Wgo



マミは一向に姿を見せなかった。まどかは放課後に彼女を訪ね続けたが、いつもドア越しの会話だった。
もう一人のまどかは、市外でのパトロールに精を出し、多くの魔女を倒し続けた。
以下略



524: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:33:38.50 ID:rEGEV1Wgo



冷たく澄んだ空気を叩く、廊下の足音。
雲行きは悪くなる一方で、降り注ぐ雨が路面を洗い、夕暮れ時の人々の足を早めていた。
以下略



525: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:35:03.56 ID:rEGEV1Wgo



電話越しのほむらの声が響く。トーンを落とし、申し訳無さげな声。
リビングに立ち、受話器を持つまどかは、黙って聞いていた。心がキュンと冷え込んで、次の思考も声も封じられてしまった。
以下略



526: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:36:21.27 ID:rEGEV1Wgo



側溝に流れる大量の雨水が、泡立った音を立てている。
帰り際、玄関口に立つまどかに、マミは傘を手渡し、さらに自分の傘を持った。
以下略



527: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:37:37.19 ID:rEGEV1Wgo



ほむら「じゃあ私はここで」

以下略



528: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:40:04.62 ID:rEGEV1Wgo



〜まどか視点〜

以下略



529: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:42:47.22 ID:rEGEV1Wgo



雨は変わらず降り続いていた。薄暗い結界の中に、底なしの闇が広がっていた。
取り込まれたわたしたちは、傘を手にしたまま、しばらく立ち往生していた。
以下略



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