過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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542: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 00:10:42.17 ID:5qvk+VQqo

母はまだ娘の肩をつかんでいた。

詢子「何ともねえ……のか。あたしのこともちゃんと分かるな?」

以下略



543: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 00:20:05.12 ID:5qvk+VQqo

詢子「どうして何も相談してくれねぇんだ……毎晩、毎晩……!」
詢子「なんか言ってみろよ。一人で抱えこんでんじゃねえ! 夜遊び、挙句の果てに……通り魔だって?」
詢子「あたしだって、伊達にあんたの母親やってねえんだぞ……!」

以下略



544: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 00:28:58.05 ID:5qvk+VQqo



音の無い世界。
エレベーターは高速で、垂直に上昇していく。ここは、見滝原でもっとも空に近い場所。
以下略



545: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 00:40:19.06 ID:5qvk+VQqo

まどか「わたしなんか守っても、まったく何の役にも立たないのに」

マミ「そんなこと……」

以下略



546: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 00:51:00.08 ID:5qvk+VQqo

ドアが勢いよくスライドし、もう一人のまどかが姿を現した。
彼女は、なぜか立ち止まったままだった。先客に気付いて、少しきつくなった瞳を向ける。

魔まどか「来てたんだ」
以下略



547: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 01:05:18.84 ID:5qvk+VQqo

もう風も黙っていた。
まどかは表情を前髪に隠し、窓枠に腰かけていて、入口のまどかはそれを怪訝な顔で見つめていた。
マミはもう布団に顔を隠している。口を開けるのは一人だけだった。

以下略



548: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 01:26:48.09 ID:5qvk+VQqo

そして歩く。もう一人の自分には目もくれず、脇を抜ける。
目の前の電柱を避けるように、ビラ配りを無視していくように、抜ける。
無視されたまどかの手が、固く拳を握りこんだ。

以下略



549: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 01:35:51.75 ID:5qvk+VQqo

二人のまどかがベッドに近づいた。

魔まどか「みんな待ってますよ。マミさん」

以下略



550: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/17(月) 01:37:16.31 ID:5qvk+VQqo
今日はここまで また今週末に


551:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/11/17(月) 01:40:32.91 ID:856vXPFa0
乙でしたー


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