過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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55: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:20:31.14 ID:YABPfHeQo

結局、わたしはまた、ほむらちゃんを縛る黄金のカギを引っ張り始めた。
ほむらちゃんはしばらく動かなかった。けど、わたしがずっとそうしていると、
うつむけた顔をゆっくりと上げて、わたしを睨みつけてきた。こわい……。

以下略



56: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:21:07.36 ID:YABPfHeQo

ほむら「私なんて、クズよ。使い魔のエサにでもすればいい」
ほむら「でもあなたは、彼女を救いたい気持ちも、救える力も、両方持ってる」
ほむら「だから、彼女を救うのは、間違いなくあなたなのよ、まどか」

以下略



57: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:22:22.49 ID:YABPfHeQo



心臓の鼓動を感じる。わたしの存在を感じる。
この世界に来てからずっと、長い夢を見ていたみたいだ。
以下略



58: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:24:14.55 ID:YABPfHeQo



マミ「ティロ・フィナーレッ!!」

以下略



59: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:27:50.18 ID:YABPfHeQo

まどか・さやか「マミさぁんっ!!」

下で震えていた、もう一人のわたしとさやかちゃんがマミさんに駆け寄った。
マミさんは放心状態だったけど、やがて肩を震わせて涙をこぼし始めた。
以下略



60: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:31:56.20 ID:YABPfHeQo

マミ「…………ちょっと、待って」

それなのに。マミさんはわたしを呼びとめた。
何か言われる前に、わたしの口は勝手に動いた。
以下略



61: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:40:33.84 ID:YABPfHeQo

なんて自分勝手なんだろう。わたしは自分がイヤになる。
自分の罪滅ぼしのために、無関係なこの世界のマミさんを、利用しただけじゃない。
ほら、だからマミさんは黙ってるの。あきれてるのかも。
わたしは沈黙に耐えられなくなって、逃げ出す。
以下略



62: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:43:45.27 ID:YABPfHeQo

マミ「あなたが未来から来たとして、何を気に病んでるのか……」
マミ「勝手な想像なの。……余計だったわね」

マミさんが申し訳なさそうに言う。
以下略



63: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:46:31.39 ID:YABPfHeQo

どうしてだろう。ひどくいらだっていた。
わたしなんかにそんなに構わないでほしかった。
そんなの時間の無駄だから。そんなの、わたしに甘えを許すだけだから。

以下略



64: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2013/09/30(月) 00:49:30.86 ID:YABPfHeQo
今日はここまで
シャルロッテ編おわり、次回からはエリー編です


65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/03(木) 19:58:56.52 ID:K2Xu8juAO
まどほむが順調に修羅の道を歩んでるな。



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