過去ログ - 三船美優「耳かきはいかがですか?」
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4:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:14:24.11 ID:E65bz9q/o

「いえいえ、ちょうど終えようと思ってたところなので、いいタイミングでしたよ。

ところで、三船さんはどうしてここに?」

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5:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:16:19.31 ID:E65bz9q/o

「ありました……。これです」


仮眠室は和室のようになっていて、畳も敷いてある。隅には布団、中央にはちゃぶ台。
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6:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:18:01.20 ID:E65bz9q/o

「これです。失礼ですが……Pさんは、あまり耳の手入れをしていないみたいです。

……そんな時間も惜しいくらい……お仕事に精を出しているんですね。

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7:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:21:42.76 ID:E65bz9q/o

「ふふっ……それでは、始めますね」


三船さんは穏やかに言いながら、ポーチからまた何かを取り出している。
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8:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/16(月) 23:25:00.43 ID:E65bz9q/o

「お風呂に入ったときでも……意外と洗うのを忘れがちなのが……耳の裏です」


ぐにぐにと強めに拭く。ここちよい。そういえば、そんなところを洗ったことは無かったかもしれないな。
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9:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:28:43.43 ID:E65bz9q/o

「そんなに耳垢がありますか?」


「答えにくいのですが……はい。目立つのはだいたい取れましたが……まだあるので……
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10:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:32:18.46 ID:E65bz9q/o

「なんかぷちぷちという音というか、感触がしますね。それで、段々と耳がかゆくなってきました」


「あっ……耳毛に触れているからだと……思います」
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11:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:36:35.62 ID:E65bz9q/o

「大きめの耳垢が……くっついているみたいです。取りますから……痛かったら本当に言ってくださいね」


三船さんは、へばりついている耳垢に狙いを定め、優しくも確実に掻き始めた。
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12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/16(月) 23:42:20.18 ID:E65bz9q/o

「Pさん……危ないですから……絶対に動かないでくださいね」


いつに無く真剣な声だ。唇さえも動かさないように気をつけながら「はい」と低い声で答えた。
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13:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:46:37.92 ID:E65bz9q/o

「取れました……ふふっ」


この位置からでは見えないが、きっと三船さんはいい笑顔をしていることだろう。
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14:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:51:42.99 ID:E65bz9q/o

「三船さん、どうもありがとうございます。すごくすっきりしました」


「あっ、まだ起き上がらないでください。……最後に仕上げをします」
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