過去ログ - オリジナル小説【現代ファンタジー】
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34:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/21(土) 20:02:22.77 ID:FkLb1xlW0
 さて、大型合成獣は見つかった。
 周囲も、崩壊していない建物が多めで、戦いやすい場所と言えるだろう。
 しかし、どうも合成獣のパーツの中に、見たことも無い生物が混ざっている。
 それはまるで、漫画の中から飛び出してきたかのようなパーツだった。
 ――竜だ。
 竜と言っても、色々種類はあるが、ここではワニが巨大化したようなあれを想像してほしい。
 無論、それだけでは終わらない。
 今マートの目の前にいる物体は、合成獣なのだ。
 当然、他のパーツも使われている。
 そのパーツは、見るものに嫌悪感を与える。
 人間の手。
 おそらくは、合成獣に敗北した魔術士のもの。
 そんな代物が、合成獣の胴体からびっしりと生えているのだ。
 マートは、心底震えて身震いした。
 これほどまでに、おぞましいという言葉が似合う物体もない。



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