過去ログ - オリジナル小説【現代ファンタジー】
1- 20
61:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/21(土) 20:28:49.98 ID:FkLb1xlW0
 マートは、周囲を見回す。
 マート以外の人間は、キメラの核になっているスケアクロウとウィッチ。
 そしてあと一人……
 メロがいた!
「メロ!」
 様々な感情がないまぜになり、マートは叫んだ。
 キメラが攻撃対象をメロに変更し、パーツを振り下ろす間に、マートはメロの元へ駆けつける。
 次の瞬間にはっきりした。
 メロは魔術士になったのだ。
 結界がキメラの攻撃を防ぐ。
 ウィッチの使うもの、『町』を覆っているものと同種のもの。
「大丈夫、お姉ちゃんは私が守るから」
 それは、強い瞳だった絶望に屈しない、強い瞳だった。
 だからこそ、マートは再確認できた。
 自分は今ここに、メロを守るために立っていたんだと。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
69Res/65.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice