過去ログ - 黒子「おまじない……?」#3.5
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131: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:15:25.68 ID:JnPxx0d/0
突然、足元から物音がした。
思わずその場に立ち止まって、立ち竦んでしまう初春。
恐る恐る、音のした足元に目を向ける。
132: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:16:04.13 ID:JnPxx0d/0
初春(この傷、間違いないです。前に図工室で拾って……)
後蓋に無数の引っ掻き傷。
133: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:16:36.34 ID:JnPxx0d/0
134: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:17:13.81 ID:JnPxx0d/0
刻命「くそっ!!」
初春「ひっ!!」
135: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:17:40.95 ID:JnPxx0d/0
136: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:18:21.08 ID:JnPxx0d/0
初春の目の前の床に――裂け目が走り。
轟音とともに、その裂け目は大きくなっていき。
137: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:18:57.25 ID:JnPxx0d/0
138: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:19:46.92 ID:JnPxx0d/0
揺れは――収まった。
ただ、砂埃が相変わらず周囲を覆うように漂っている。
目を開けようものなら、容赦なく粒子が瞼のうちに入り込み、瞳にチクチクとした痛みが走り出す。
139: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:20:12.40 ID:JnPxx0d/0
初春「は、はい。私はここですけど、前が見えなくて……」
刻命「ああ、よかった。怪我はないかい?」
140: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:20:52.14 ID:JnPxx0d/0
141: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/01/12(日) 23:21:26.65 ID:JnPxx0d/0
音は徐々に大きくなってくる。
目を徐々に開け出した。先程まで散々苦しめられた粉塵は大方収束しているようだった。
ぼんやりとだが、白い光が瞳に差し込んでくる。それは瞼を開けるにつれてまぶしさが強くなり、さながら瞳の奥に光が鋭く差し込んでくるよう感じられた。
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