過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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109: ◆G4SP/HSOik[saga]
2013/09/28(土) 12:22:14.83 ID:5H8gBlq40

一夏「こんなパチモン、本当に役に立つのか……?(ISをコアにしたフルアーマーパワードスーツ…………アーマードc(自主規制)ってところか)」

一夏「IS自体も物理法則なんてあったもんじゃない摩訶不思議兵器だけど、人型二足歩行兵器っていうのも非現実的な最も不安定な形だ」

一夏「“鉄の城”なんて風が吹いただけで倒れるぐらいの不安定さだって聞くぐらいだし…………」

一夏「なるほど、ISとの併用を前提にした兵器だから、装着の仕方もISの物理装着と全く同じか。お、解除の仕方はこうなっているのか…………」

一夏「あ、これは俺専用なのか…………『白式』の待機形態のガントレットを覆えるように非対称の腕の造りだ」

一夏「ガントレットじゃなかったら――――――いや、ネックレスやイヤーカフスの形は同期させるのが難しそうだし、これでいいのか」

一夏「で、このFSのコードネームは? 起動キーにしたい」

爺様「――――――『無銘』だ」

一夏「え?」

爺様「その機体はワンオフ機であり、そして量産する気も公表する気もない」

爺様「それはどこにも所属していない、儂の趣味で創りあげた私物ということだ」

爺様「証拠に型式番号も割り当てられていない」

爺様「それ故に、――――――『無銘』だ」

爺様「この存在は噂の域をでない無色透明のような幻の機体ということだ」

爺様「いつだったかの“腐った卵の白身”のようにな」

一夏「………………」

爺様「安心しろ。この区画はこのメンテナンスルーム以外、外部への通信が遮断されている領域だ」

一夏「………………今日、俺が気紛れで来なかったらどうするつもりだったんです?」

爺様「さあな? 儂はお前がいたからここに逃げたまでのこと――――――」

一夏「長生きするわけだ……」

一夏「――――――メインシステム起動、『白式』との同期完了、「最適化」開始!」

一夏「シールド展開のテスト、――――――クリア!」


一夏「――――――『無銘』、発進する!」

キュイイイイイイイイイン! キュウウウウウウウウウン!





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