過去ログ - 一夏「祈るがいい」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 23:47:06.70 ID:9c78MiE40
一夏「…………………………………」スクッ

本音「おおー」

箒「相変わらず食うのが速いな、もう少しゆっくり食べても罰は当たらんと思うぞ?」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 23:53:43.00 ID:9c78MiE40
相川「意外だね、織斑くんって気分屋だったんだね」

本音「意外なのだー」

箒「あいつってどう思われてるんだ……?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 23:58:46.78 ID:9c78MiE40
箒「諦めなければ…………何とかなるか」

本音「ファイトーおー!」

鷹月「その調子その調子」
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:00:31.44 ID:vSPwT0kD0


15

その日の夜。箒は布団に入り、一夏は昨日と同じように窓辺にいた。
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:01:46.18 ID:vSPwT0kD0
箒からすれば、一夏が何を考えているのか全く見当もつかない。むしろ逆に自分の心の中や考えなどは、すでに一夏に全て見透かされていたような気がした。もしかして一夏は人の心の中を見透かして、少なからず自分にとって何かしらの価値がある人物に対して接触をしているのかもしれない、そうも思えていた。
そして箒は、一人ベッドの上で言いようのない虚脱感と喪失感を感じた。それは、自分の考えに問いに見えないことや、唯一希望のような存在だった幼馴染みが変わり果てた姿、今自分が置かれている状況、行方知れずとなってしまった姉、そんなこの世の無情さなどが原因ではなかった。
再会した時一夏が自分を見た、その眼。その全く無感情で別人を見るような表情が。まるでその眼の奥には何もなく、すでに死んでいるような虚ろな瞳が、ずっと頭から離れなかった。それは頭の片隅にずっとこびりついて、取り除こうとしてもずっと離れなかった。


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:02:46.79 ID:vSPwT0kD0
それを取り除こうとしていると、段々と、少しずつ、哀しいような、当惑に似た感情を箒は感じた。自分でも何故こんな気持ちになっているのか分からない。けどそれが、自分の胸いっぱいに広がって、不安になってしまう。

「なあ、聞いてもいいか……?」

その不安を掻き消す為に一夏に話しかける。その声はいつものようなハキハキとした声ではなく、全くの別物だった。普段の自分からすれば、情けないと思う程に弱々しいものだった。どれだけ気丈に振舞おうと、彼女もやはりまだ少女なのだ。
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:05:16.46 ID:vSPwT0kD0

「なら、私のこと……本当に覚えていないのか……?」

一夏からの返事はなかった。

以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:08:18.68 ID:vSPwT0kD0


16

箒「今日は逃がさんぞ、一夏」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:11:48.66 ID:vSPwT0kD0


17


以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:15:08.48 ID:vSPwT0kD0


18

本音「やーおりむー」トテトテトテ
以下略



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