64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:22:05.15 ID:vSPwT0kD0
21
箒(始めて四日でようやく掠った)
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:23:44.86 ID:vSPwT0kD0
一夏「…………………………………」
シュッ
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:27:59.10 ID:vSPwT0kD0
22
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:29:20.85 ID:vSPwT0kD0
23
箒「私に出来る事は、これでなくなった」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:31:08.80 ID:vSPwT0kD0
24
試合当日、戦いの幕は今にも上がらんとしている。日本政府が用意した織斑一夏専用のISもすでに到着している。それなのに試合が一向に始まらない理由は、至ってシンプルなものだった。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:34:47.46 ID:vSPwT0kD0
千冬「遅い」
千冬「あまりに遅すぎる。開始五分前だぞ」
山田「どうしたんでしょう織斑くん、何かあったんでしょうか…………」
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:38:20.79 ID:vSPwT0kD0
千冬「授業中のうたた寝は程々にしましょう」
山田「すっ、すみませーん………」
箒(千冬さん、今ものすごく悪い顔してるな、後すごい大人気ない。本当に教師かどうか怪しい)
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:41:25.06 ID:vSPwT0kD0
千冬「一夏、もういけ……おっと、これは聞かなくてもいいな」
一夏「…………………………………」
千冬「アリーナの使用時間は限られている。専用機の方は………戦ってる間に何とかものにしろ」
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:43:24.73 ID:vSPwT0kD0
千冬の指示に従い、真耶がコンソールを操作し、Aピットの搬入口が鈍い音を立てロックが外れる。斜めに噛み合わせになっていた防御壁が、それを動かす重い駆動音を鳴らしながら、ゆっくりとその向こうに待つものを迎え入れた。
それは黒、ただ黒だった。他の一切を拒絶しているかのような漆黒のISが、その装甲を解放して、扱うべき者を待っていた。
「これが………?」
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/29(火) 00:44:41.10 ID:vSPwT0kD0
真っ黒のそれ。無機質なそれは、誰かを待っているというよりも選んでいるように見えた。今この間は、まるでこの機体が自分を扱うに相応しいとする誰かを選んでいる間のようだった。
一夏は、それに呼ばれたかのようにゆっくりと歩み寄り、その漆黒の装甲に手を触れた。
そして、見つけた。選ぶべき誰かを
199Res/216.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。