28: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 21:02:03.42 ID:ZqZKzP3U0
俺の意識は途絶えてなどいなかった。
ただ、正気は失っていたと思う。
急にニヤニヤ笑い出す俺をサクラはどう感じているのだろう。
何にしろ、もう手遅れだった。
サクラは何か勘違いをしたようだが、俺はガキに興味はない。
俺の腕から逃げようとするサクラの左目に、手近にあったボールペンを突き立てる。
悲鳴が響かないよう口を右手で押さえつけ、左手で眼球の中身をかき混ぜた。
長年心を覆っていたモヤモヤが、ペンを動かすたびに晴れていく。
インクが少しずつ混ざっていき、サクラの綺麗な翡翠の目は、赤黒くドロッとしたものに変化していった。
何とか逃れようと死に物狂いで暴れているようだが、下忍の力などたかがしれている。
いい加減飽きてきたのでボールペンを引き抜き、今度は左耳に突き刺した。
くぐもった悲鳴が、手のひらの下から聞こえてくる。
一体どこまで奥に入るのだろうか。
力加減をしながら押し込んだつもりだったのだが、すぐにサクラの耳からは血が垂れてきた。
右目からは涙を、左目はなんだかよく分からない液体を吐き出して、サクラは暴れている。
気絶させる訳にはいかず、縛るのも面倒なので手足を切り落とすことにした。
利き手じゃないとうまくいかなそうなので、左手で口を塞ぎ直し、右手に構えたクナイを垂直に突き立てた。
サクラの右腕から血液が盛り上がるように吹き出し、鉄の匂いが部屋に立ち込める。
クナイの先を軸に右手を前後に動かしていると、いつの間にかサクラは白目を剥いて泡を吹いていた。
とりあえずベッドに寝かせて、気付け薬を与えた。
寝台との落差を利用し腕を宙に浮かせるようにして、裏側にもクナイを滑らせる。
しばらくして、クナイが腕を一周すると隙間から骨が見えるようになった。
勢いよく足で蹴り飛ばす直前に、サクラは意識を取り戻したらしい。
目を開けた瞬間、右腕は床に叩きつけられ、俺の右足によって踏み潰されていた。
断面から血と肉の塊が飛び散る。
サクラの右肩の辺りには、飛び出した骨が少しぶら下がっていた。
止血のためにベルトを巻こうとしたが、サクラは再び暴れだしてしまい中々狙いが定まらない。
足を先に切り落とすべきだったと、少し後悔しここで俺は頸椎の存在を思い出す。
場所さえ誤らなければ、殺すことなく動きを止められるはずだ。
確か第四頸椎だったか。
早速サクラを裏返しにし、首の辺りにクナイを突き立ててみると、ピタリと動きが止まった。
しかし、叫び声をあげているので死んではいないようだ。
ひとまず成功と言った所だろう。
もう一回サクラを裏返し仰向けに寝かせ、口を塞ぎつつベルトを腕に巻いた。
後は特にやりたいことも思い付かないので、頭蓋骨を取り出すことにした。
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