過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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274: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/02(木) 00:25:13.83 ID:535DjYQcO
「(ウソでしょ!?これだけの弾丸をこの距離で全弾避けるなんて人間に出来る動きじゃない!)」
「(あれは…以前に俺が暴走した時に使った技…!)」
ティアナとの距離を殆ど一瞬で詰めたスバルはそのまま攻撃に移る。
「(さ…避けられない!)」
あまりに速いスバルの動きにティアナは体が追い付かず、文字通り「一撃必殺」の右拳が打ち込まれようという瞬間…
以下略



275: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/02(木) 00:39:50.52 ID:535DjYQcO
「グアッ!」
ティアナに気を取られて防御も回避もしなかったスバルは蹴りが肩口に命中して弾かれるように吹き飛び、瓦礫の山に激突すると山が崩れて埋まってしまった。

「(吹き飛ばしはしたが手応えが妙だった。恐らくまたダメージは無いな)。…無事か?」

以下略



276: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/02(木) 01:07:47.71 ID:535DjYQcO
「すまんな。…あの子に同質の力をぶつけてその力を相殺する。10秒ほど時間を稼いでくれ」
「分かりました。10秒ですね?では私からもお願いがあります。もう一度さっきの技を撃って下さい。その後は絶対に時間を稼いでみせます」
「分かった。頼むぞ」

「ガアァァァァ!!」
以下略



277: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/02(木) 01:39:58.59 ID:PBgDnv4OO
ティアナが引きつけてくれる間に溜めが完了し…
「(今だ!)連波動拳!!」
次は先程より多い7連射の波動拳を発射した。

「オアァ!!」
以下略



278: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/02(木) 01:43:26.57 ID:PBgDnv4OO
☆オプティックハイド
術者及び術者の触れた対象を透明にして見えなくさせる幻術魔法。
光学的に見えなくなるのは勿論の事、高度なレーダーやセンサーでないと捕捉されない程ステルス性が高い。
しかし現在のティアナでは持続時間が短く、更にこの魔法は使用中に大きく動いたり魔力を大量に消費すると持続時間が大きく縮んでしまうという欠点がある。


279: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2014/01/02(木) 01:46:22.76 ID:PBgDnv4OO
今日はここまでにします。
言い忘れてましたが…あけましておめでとうございます!
今年もお付き合いしていただけるようにもっと頑張りますのでよろしくお願いします!


280: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/05(日) 19:37:18.28 ID:wiLuxsO5O
彼女が触れていたせいか俺の姿も消えていく。
「(彼女だけでなく俺の姿も消える…。見えなくなる魔法という訳か。では俺も…!)」
俺は静かに気を練り始める。

『フェイクシルエット…!』
以下略



281: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/05(日) 19:57:54.46 ID:wiLuxsO5O
煙が晴れてスバルが姿を表し、走り回るティアナの幻に反応して追跡を開始。単調な動きの幻に食い付く様を見るところ、思考能力も獣並になっているようだ。
「(今のあの子の気が大き過ぎて相殺する分の殺意の波動を溜めるのに時間が掛かる…。10秒では足りん…!)」

スバルは一人の幻に追い付くと猛烈な勢いで殴り掛かる。
幻は拳を受けるとあっさり消えてしまい、もう一人の幻も間も無く殴り掛かられて消された。
以下略



282: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/05(日) 20:48:58.96 ID:wiLuxsO5O
「(消されるのが予想より早い…。またフェイクシルエットを使ったせいでもうオプティックハイドが保たない!もう10秒は経ってるのにこの人はまだ動けないの!?)」
スバルが二回目の幻を追う最中に透明化が解けた。

「カアッ!!」
スバルの発声と共に二人分の幻が消え失せる。
以下略



283: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 17:38:43.31 ID:U388e4u3O
幻は拳ではなく両掌から放たれた気功波で両方が同時に掻き消されたからだ。

俺のいた世界では気を操る者の殆どは修行によってその術を得る。稀に修行も無しに操る天性の素質を持っている者も存在するが、それは身体能力の強化に限る。
その理由は…手を強く握れば拳の硬さが増すように、腹筋に力を入れれば筋肉が張るように、「自分の身体の一部に力を込める行為の延長」として肉体が反応するからだ。身体中の気を一部に集める行為は基本的に気の喪失が殆ど無いので無茶な使い方をしない限りは疲労感も無く、無意識にそれをやる者は気付く者も殆どいない。
しかし「気の放出」は修行無しには会得出来ない。何故ならば本来人間には「気を放出する」という概念が存在しないからだ。
以下略



284: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 18:06:13.69 ID:U388e4u3O
スバルは幻を一掃すると踵を返してこちらへ向かって来る。
「(…だが幻のおかげで距離は稼げた。そしてこの技ももう完成する。俺の方が早い!)」
先程の気功波では射程が短く、あの高速移動でも間に合う距離ではない。

ところがスバルは接近しながら右手を後ろに引き、溜めを作っていた。
以下略



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