過去ログ - 三浦「あーしってさ案外一途なんだよね」八幡「はぁ」
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351:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:29:36.43 ID:/pxHn9wIo
 冷たい感触が顔に触れ、その心地良さを認識する。同時に顔が腫れている痛みも感じる。

 目を開けると、瞳を潤ませ、心配そうにこちらを見つめる優美子が見えた。

 「おはよう、優美子」
以下略



352:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:30:26.18 ID:/pxHn9wIo
 俺は放課後、優美子に連れられて屋上へと来ていた。優美子は俺の手をしっかりと握り、離そうとしない。

 「逃げないから、心配すんな」

 「そうじゃないって」
以下略



353:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:31:36.36 ID:/pxHn9wIo
 「そんでさー、今日あーしとこいつの事を書いてくれた手紙があったんだけどさ」

 「う、うん」

 「そのお礼がしたくて……さ」
以下略



354:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:32:14.29 ID:/pxHn9wIo
 「お前、あれ、八つ当たりも入ってただろ」

 「それは、あーしも反省してるよ」

 俺は、優美子と二人きりになってから、今日の反省会を開いていた。
以下略



355:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:32:41.98 ID:/pxHn9wIo
 「まぁ、でもさ、八幡があーしを思ってやってくれたのは、嬉しかったし」

 俺を慰めるように肩を叩く優美子。マジで俺、殴られて、この結末はないわ。うん、ない。

 「でもさ、こういう大切なことはこれから、二人で決めて欲しいし」
以下略



356:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:34:21.92 ID:/pxHn9wIo
これで終わりです。

これから、おまけとして積極的なヒッキーを書きますので
攻めなヒッキーなんてヒッキーじゃないという人はこれで終わりにしてください。


357:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:34:51.38 ID:/pxHn9wIo
 恋人をすっとばし、晴れてお嫁さんになった優美子をちらりと流し目で見る。

 「八幡、またあーしをエッチは目で見てる」

 そういうとまた、俺の右腕に体を絡ませてくる三浦。
以下略



358:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/10(日) 11:35:15.75 ID:AGcXGnT4o

このタイミングでファイズとは、と唸らされた
あーしさんマジ男前!


359:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:35:19.25 ID:/pxHn9wIo
 「裏切ったな、比企谷八幡ッ!!」

 材木座が叫び、俺を罵倒してくる。

 「何がだよ」
以下略



360:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:36:41.90 ID:/pxHn9wIo
 いつものように、優美子の手作りの弁当を、いつもの場所で、いつものように二人で食べる。

 そして俺は思い切って、いつもはしない、その頼みを口にする。

 「口うつしで……それ、食べさせてくれないか」
以下略



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