過去ログ - 社長「今度、上の階に越してきた高木といいます」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/10/23(水) 16:24:22.41 ID:obhSRlC40
小鳥「ごちそうさまでした、美味しかったです」

食事を終えた小鳥さんだが、すぐに席を立とうとはしなかった。

まるで何かに心奪われたかのように、その視線はあるものに釘付けになっていた。
以下略



14:アドバイス感謝[saga]
2013/10/23(水) 16:33:30.54 ID:obhSRlC40
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アイドル事務所を名乗る割に、肝心のアイドルはなかなか入ってこなかったらしい。

私には芸能界のことなどよく分からないが、聞いたこともない事務所にその身を預けようというのはなかなかいないだろうことは想像がついた。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 16:42:57.07 ID:obhSRlC40
「いらっしゃい、小鳥さんはいつものでいいかな?」

小鳥「お願いします」

律子「えっと、私は……」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 16:52:09.82 ID:obhSRlC40
しかし、仕事ということは彼女もまた事務員なのだろうか。

見たところ年のほどは小鳥さんよりもずっと若く見える、学生だと言われても驚かないだろう。

小鳥さんも事務員にしておくにはもったいないくらいの女性だが、律子ちゃんも負けてはいない。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 17:01:48.79 ID:obhSRlC40
律子「やめてくださいって。自分のことは自分が一番分かってるんですから」

律子ちゃんは顔を赤くして俯き加減になってしまった。

律子「こんな私を好きになるだなんて人はよっぽど特殊な趣味の持ち主か、さもなくば相当のマニアックですよ」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/23(水) 17:06:53.23 ID:zCXsB3OUo
これはティンとくるSS



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 17:15:20.97 ID:obhSRlC40
律子「そ、そんな、もうお世辞はやめてくださいよ……そんな初めて会った人に」

律子ちゃんの表情がどうすればいいのか分からないと言いたげな困ったものへと変わる。

イカンな、これじゃまるで私も一緒になってからかっているみたいじゃないか。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 17:25:29.40 ID:obhSRlC40
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律子ちゃんがアイドルになったあたりから、チラホラと765プロに入って来る子が出てきたらしい。

夜の居酒屋では絶対に見られないような子たちが、ランチタイムに入れ代わり立ち代わりやって来たりした。
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/10/23(水) 17:33:11.47 ID:V0Si2X9E0
たるき亭メインとは珍しい
期待


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 17:36:09.10 ID:obhSRlC40
黒髪の子――真ちゃんは、自分のことをボクと呼ぶし、ジャージ姿でやって来るし……

私が一瞬男と勘違いしたのも仕方ないと自己弁護しておくことにしよう。

実際、話を聞く限り女の子にモテモテらしいのだが、その内面は年相応の女の子そのものだ。
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 17:52:04.01 ID:obhSRlC40
雪歩「ダメだって! 真ちゃんに似合うのはこういう服だって」

表だって一番それを口にしていたのは彼女、雪歩ちゃんだったように思う。

第一印象の大人しそうな印象そのままに、たいていは真ちゃんの後ろにくっついてお店に来ていた。
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