41: ◆6xwp19VYUg[saga sage]
2013/10/25(金) 19:23:43.91 ID:bJALR2yqo
今回はこれで終わりです
組織が分り辛いので補足します。元は二つの組織がありました
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/10/25(金) 20:25:33.62 ID:/rxj3t0z0
短編集からのあの展開は未だにトラウマなんだよ本当にやめてくれよもう…
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/10/27(日) 04:19:29.20 ID:ni5L8FDs0
され竜大好きな俺にはたまらんスレだが、ストーリーを知ってる分……おぅぅ
後衛の上条さんとか想像できないんだが、戦闘がどうなるのかまじ期待
ところで、冷蔵庫魔神で絶対誰かあのAA貼ると思ってた
44: ◆6xwp19VYUg[sage saga]
2013/10/27(日) 21:42:49.69 ID:xnyh+LjWo
短編集からの展開ってどの話でしょうか
トラウマ話が多すぎてどれのことか分からないです
45: ◆6xwp19VYUg[saga]
2013/10/27(日) 21:44:32.13 ID:xnyh+LjWo
―― 一年前。
目が覚めた瞬間、鈴科と呼ばれる少年を襲ったのは鈍い頭痛だった。
46: ◆6xwp19VYUg[saga sage]
2013/10/27(日) 21:46:15.03 ID:xnyh+LjWo
室内を眺めていると、鉄格子に小窓があり、その内側に食事が差し入れられているのを見つけた。
現金なもので、食事を認識した瞬間、体が空腹を訴え始める。
(……食事に毒が盛られている可能性、は薄いな。目が覚める前にいくらでも殺せたはずだ。
47: ◆6xwp19VYUg[saga sage]
2013/10/27(日) 21:49:06.55 ID:xnyh+LjWo
意外にも、少年を尋問したり、拷問したり、そういうことをする輩は現れなかった。
ただ退屈なままに時間だけが経過する。
もし少年がぐうたら眠り続けるとか、そういった生活への適性がなかったら、発狂しかけていたかもしれない。
一日の大半を寝台で横になって過ごし、気がつくと食事が差し入れられているので食べる。
48: ◆6xwp19VYUg[sage saga !orz_res]
2013/10/27(日) 21:50:19.62 ID:xnyh+LjWo
出会わなければよかったのだろうか。
49: ◆6xwp19VYUg[sage saga]
2013/10/27(日) 21:51:45.00 ID:xnyh+LjWo
「いや−、毎日毎日あなたが寝ているものだから、ひょっとして眠り姫さん?
ってファンタジーなことを疑っていたかも、ってミサカはミサカは伝えてみたり」
「なンなンだよそのウザってェ口調は」
50: ◆6xwp19VYUg[sage saga]
2013/10/27(日) 21:52:28.00 ID:xnyh+LjWo
少女を気にしないよう努め、いつものように味気ない食事を開始する。
黒パンの堅さにも、もう慣れた。
黙々と口に運ぶ少年を、少女はじっと眺めていた。
51: ◆6xwp19VYUg[sage saga]
2013/10/27(日) 21:53:22.98 ID:xnyh+LjWo
そう、確かに、少年の名は“木原鈴科”として登録されているだろう。
しかし、8年程その姓を名乗っても、自分が木原であると自覚できたことはなかった。
最初の2、3年は、それこそ必死だったと思う。
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