1: ◆MJ8i8ClBa.
2013/10/25(金) 19:25:00.29 ID:ejPn7EYA0
男「何が……あったんだっけ。思い出せない……」
男(ずっとずっと昔の記憶。朧気でほとんど思い出せないけど、何かがあったはずなんだ。ここに。この桜の木の下に」
男「…………」
タッタッタッタ
友「おう、おはよう男! 早く学校いかないと遅刻するぞ!」ハァハァ
男「! そっか。もうそんな時間か」
〜学校〜
男(授業暇だな……)
俺は、いつもなにかを忘れて生きている気がする。何か失ってしまったような心の中に空洞があるような。しかし、この16年間生きてきた中でそんな虚無感を背負うような出来事はなかったと記憶している。いったいこの感覚は何なのだろうか。
男(俺はこの心の穴を埋めることができるのか……?)
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2: ◆MJ8i8ClBa.
2013/10/25(金) 19:35:30.29 ID:ejPn7EYA0
この心にぽっかりと空いてしまったものを塞ぐにはどうすればいいのだろう。俺に、方法の心当たりはない。あの人に聞いてみようか。博識で知らないことが無いんじゃないかと思うほどの先輩に。
〜放課後〜
先輩「ん? 心の中にある虚無感?」
3: ◆MJ8i8ClBa.
2013/10/25(金) 19:47:18.58 ID:ejPn7EYA0
先輩「じゃあ、好きだと興味がわくよね?」
男「そうですね」
先輩「私は君のことは好きだよ」
4: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 19:48:10.55 ID:ejPn7EYA0
sagaつけわすれた
5: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:03:32.16 ID:ejPn7EYA0
男「先輩より俺のことが好きで親しい人…か。だれだろ」
6: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:09:18.42 ID:ejPn7EYA0
〜学校〜
友「先輩も聞かれたんすか?」
先輩「うん。きっと、一本桜のことについてなんだろうね」
7: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:18:25.96 ID:ejPn7EYA0
〜男の家〜
男「ZZZzzz」
ブーブーブーブーマナーモードブー
8: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:26:38.24 ID:ejPn7EYA0
女「いや、大丈夫だよ。なんか男君ががんばって私に伝えたいことがあるのはわかるからw」
男「そっか、ありがとう」
女「たぶん男君、今悩みごとがあるんでしょ? それを私に相談したかったんでしょ?」
9: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/25(金) 20:27:55.78 ID:ejPn7EYA0
ちょい休憩
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 22:06:21.43 ID:WglvXZdAO
支援
女ちゃんは幼馴染かな?
11: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/26(土) 11:28:54.87 ID:EyvuXCg40
〜次の日〜
友「またアイツ桜の下で立ち止まってる」
12: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/26(土) 11:36:52.48 ID:EyvuXCg40
〜放課後〜
先輩「……またここにきたの、男」
13: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/26(土) 11:52:06.33 ID:EyvuXCg40
友「ま、まぁ冗談は置いといて、俺は今日いつもどおりダラダラとした会話をするためにきたわけじゃないんです」
先輩「? それはどういう……」
友「本題があるんです、今日は」
14: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/26(土) 11:53:36.25 ID:EyvuXCg40
友「…………」
先輩「……いいの?」
15: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2013/10/26(土) 11:54:22.04 ID:EyvuXCg40
休憩
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/26(土) 12:56:19.83 ID:y5THGBx2O
志賀直哉のアレか?
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