過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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255: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:05:07.87 ID:h0Jw89pJ0

『親愛なる雷神様

 恋人ごっこは今日で終わりです。
 置いてある紙幣は、今まで使ってもらった金額を計算して用意しました。
以下略



256: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:05:44.54 ID:h0Jw89pJ0

記憶を奪い、偽りの記憶を植え付ける。

フィアンマが行ったのは、簡単なことだった。
自分と築いた、幸せで救いある思い出を消し去るだけ。
以下略



257: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:06:47.53 ID:h0Jw89pJ0

今回はここまで。
トール先生の愛情深さにご期待ください


258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/10(火) 07:57:01.23 ID:m1YRUI+Co
乙でした


259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/10(火) 09:16:26.70 ID:G+zqAobj0
乙です
更に悲しさが…だけど、おもしろくなってきたね

格好良いトール先生を待ってます


260: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:57:35.61 ID:TcqASv/o0

ウーフィアスレを何路線でいくべきか……あんまりギャグセンスないんですよね…。



以下略



261: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:58:16.04 ID:TcqASv/o0

教会の門をくぐっては、次の教会へ。
あてもなく元恋人を探す少年は、ボロボロだった。

「っ、」
以下略



262: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:58:43.19 ID:TcqASv/o0

ローマ正教の本拠地へ行ったところで、彼女は出てこないだろう。
強襲したところで、数の差で負けるに決まっている。
初めて出会って戦ったあの日は、彼女の温情でお目通りが適ったのだから。

以下略



263: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:59:16.03 ID:TcqASv/o0

春が過ぎ、夏が来た。
鬱陶しい程の暑さの中。
フィアンマはジェラート店の中で片っ端からジェラートを食べていた。
甘く、水分の無い濃厚な高級菓子は、すんなりと喉を通っていく。
以下略



264: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:59:44.74 ID:TcqASv/o0

暑い。

トールはケーキ屋に立ち寄り、涼やかなジュレやゼリーを眺めていた。
視線をそろりと動かすと、そこには様々なケーキ。
以下略



265: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 22:00:12.83 ID:TcqASv/o0

ケーキを購入し、ホテルへ戻る。
椅子に腰掛け、サービスでもらったプラスチックフォークをビニールから取り出す。
箱を粗雑に開け、皿によそいもせず、ケーキのセロハンを外す。
脇に退け、食べる順番などロクに考えずに口に運んでいく。
以下略



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