過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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262: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:58:43.19 ID:TcqASv/o0

ローマ正教の本拠地へ行ったところで、彼女は出てこないだろう。
強襲したところで、数の差で負けるに決まっている。
初めて出会って戦ったあの日は、彼女の温情でお目通りが適ったのだから。

以下略



263: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:59:16.03 ID:TcqASv/o0

春が過ぎ、夏が来た。
鬱陶しい程の暑さの中。
フィアンマはジェラート店の中で片っ端からジェラートを食べていた。
甘く、水分の無い濃厚な高級菓子は、すんなりと喉を通っていく。
以下略



264: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:59:44.74 ID:TcqASv/o0

暑い。

トールはケーキ屋に立ち寄り、涼やかなジュレやゼリーを眺めていた。
視線をそろりと動かすと、そこには様々なケーキ。
以下略



265: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 22:00:12.83 ID:TcqASv/o0

ケーキを購入し、ホテルへ戻る。
椅子に腰掛け、サービスでもらったプラスチックフォークをビニールから取り出す。
箱を粗雑に開け、皿によそいもせず、ケーキのセロハンを外す。
脇に退け、食べる順番などロクに考えずに口に運んでいく。
以下略



266: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 22:00:41.12 ID:TcqASv/o0

白い生クリームに、ぽたりと透明な液体が落ちる。
フォークを握ったまま、トールは暫し制止した。

「あ……?」
以下略



267: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 22:01:20.60 ID:TcqASv/o0

今回はここまで。


268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/10(火) 22:36:55.67 ID:Zx3rTgGM0
なんか泣けてくるわ


269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/11(水) 00:17:20.66 ID:sHJBfgySO
おつ。せつねぇ。

今後の話の盛り上がりに期待大だな


270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/11(水) 00:37:13.64 ID:7n8aNpCj0



271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/11(水) 00:54:54.90 ID:7MBfH2Ew0
乙です
>>1の書くssは本当に切な甘くて好きだわ


272: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/12(木) 22:51:26.71 ID:U57Rfvy20

時間をあけて投下量を増やした方が良いのか、今のスタイルを続けてちまちま投下の方が良いのか迷います。



以下略



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