過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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332: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:55:44.17 ID:k8jyXvqo0

「一つ聞こうか」

学園都市側光化学兵器からの攻撃と思われる、閃光の爆弾。
空気が弾ける程の熱、その源を『聖なる右』で振り払い、フィアンマはそう問いかけた。
以下略



333: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:56:19.89 ID:k8jyXvqo0

「居なかったぜ」

トールと合流したウートガルザロキは、そう端的に報告した。
だろうな、と相槌を打ち、トールはゆっくりと息を吐き出す。
以下略



334: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:56:49.15 ID:k8jyXvqo0

「キーなんていらない」
「…なに?」
「発射システムをハッキングしても良いし、キー穴に針金を突っ込んで食い止めてもいい。
 方法なんて探せばいくらでもある。発射しようとしたヤツが死刑になる? 
以下略



335: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:57:22.63 ID:k8jyXvqo0

フィアンマは、左手で自分の胸元に触れた。
トールがくれたループタイが、そよ風に揺れている。
大規模な攻撃で天井は突き抜け、床は二つに割れていた。
床の向こう、黒い粒子が見えた。
以下略



336: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:58:21.40 ID:k8jyXvqo0

宙を舞う右腕を、掴む。
右腕を分解し、『聖なる右』の力の受け皿として取り込んだ。
途端に『第三の腕』は血肉を得、空模様が変化していく。
現在の空はストッキングのように破け、神秘的な夜空へ変化する。
以下略



337: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:58:51.37 ID:k8jyXvqo0

このままでは『幻想殺し』が『聖なる右』を食いつぶす。
素早く判断し、フィアンマは右手を振るった。
癒しと奇跡の力が、腐っていく右腕を地面へ排出する。

以下略



338: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:59:21.64 ID:k8jyXvqo0

「………、…な」
「俺はインデックスを救って、記憶を喪った。
 お前は大事なヤツと離れて、世界を救うことに専念した。
 だけど、そのことをずっと悔やんでる。そうなんだろ」
以下略



339: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 21:59:47.65 ID:k8jyXvqo0

上条はそう認めた上で、対峙する。

「でも、人はそれだけじゃない。お前が救わなくても、いつか自分達で自分達を救うかもしれない。
 お前が、大事なやつを見つけたことがその証明だろ。醜い面しかないなら、大事には思えない。
以下略



340: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 22:00:26.97 ID:k8jyXvqo0

「言っただろ。核ミサイルを発射しようとしたやつにだって、事情があるなら」
「自分は救ってやる、か」

息が切れる。
以下略



341: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/31(火) 22:00:53.76 ID:k8jyXvqo0

「お前、…何で男の格好してたんだよ?」
「勝手がよかったからな」

霊装は上条へ渡し。
以下略



342: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !青_res]
2013/12/31(火) 22:01:19.64 ID:k8jyXvqo0

『jocbhvdusxijknbh不足vgsuhij』

ゴボリ。

以下略



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