過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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533: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:22:17.77 ID:iydartIF0

『ッ!?』

目が覚めた。
トールの体は、得体の知れない液体に浸かっている。
以下略



534: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:22:51.56 ID:iydartIF0

「……、…」

目を覚ます。
四肢を切断されていた。
以下略



535: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:24:51.68 ID:iydartIF0

『ここまでされても』

少女の声だった。
彼女は憐れむように笑っている。
以下略



536: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:26:28.24 ID:iydartIF0

「…っは!」
「よお。良い夢見れたか」
「最悪だよ。テメェのせいでな」

以下略



537: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:28:02.27 ID:iydartIF0

『お前は、ずっとここに居たのか』
『ん、まあな。ここにいるしかないし』

明るい調子で答えて、上条は空を見上げた。
以下略



538: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:28:44.36 ID:iydartIF0

『戻りたい、って思わないのか?』
『こうなってしまった以上は、いっそ戻らない方が良いだろう』

空を仰ぎ、フィアンマは目元を擦る。
以下略



539: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:30:22.92 ID:Z1c5gg420

上条と一緒に、果てもなく歩いた。
世界は常に変貌していたが、上条が常に前に居る為、見失うことはない。

『……俺様は、お前を利用しようと思っていた』
以下略



540: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:30:50.89 ID:Z1c5gg420

一度目。

槍を振るわれた。
意識がぷっつりと途絶える。
以下略



541: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:33:54.16 ID:Z1c5gg420

『……どうして、諦めてくれないんだ』

オティヌスの言葉に似た台詞が、フィアンマの口から漏れた。
自分には認識出来ないけれど、此処にやってくるまでにトールは苦痛を味わっているだろう。
以下略



542: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 00:37:54.86 ID:Z1c5gg420

硝子が割れるような、甲高い音が響いた。

『世界を元に戻す』力が働いた音だった。

以下略



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