過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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735: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:21:17.55 ID:ybYJ3hO90

クレープというか、薄い生地で餡子を巻いたものですね。


>>731
以下略



736: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:22:28.93 ID:ybYJ3hO90

丁寧に丁寧に林檎の皮を剥く。
魔術師は何かと手先の器用さを求められる。
トールはパワータイプだが、霊装を用意するにあたってそれなりに器用な感覚を持っている。
なので、リンゴを剥くにあたって指を切るなどという初歩的なミスを犯すこともなく。
以下略



737: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:22:57.39 ID:ybYJ3hO90

「凍るまで待機。具合はどうだ?」
「……喉が痛い」

少しだけだが、とぼんやりした表情で返し、手を伸ばしてくる。
以下略



738: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:23:30.52 ID:ybYJ3hO90

三時間後。
出来上がったアイスを食べる彼女は、随分と上機嫌だった。
それも当然、少し眠って熱が下がったからである。

以下略



739: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:24:24.04 ID:ybYJ3hO90

服を着替えるにしても、汗を拭かなければならない。
フィアンマはぶんぶんと首を横に振ったが、トールは見て見ぬフリをして。
洗面器に溜めたぬるま湯にタオルを浸し、彼は黙々と絞った。

以下略



740: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:25:02.78 ID:ybYJ3hO90

「綺麗な髪だ」
「前もそんなような事いってなかったか?」
「一度褒めたら同じことを褒めてはならないというルールはないだろう」

以下略



741: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:25:35.07 ID:ybYJ3hO90

一日貸切プライベートビーチ。

とってもリッチな響きの場所。
その更衣室に、トールとフィアンマはそれぞれ立っていた。
以下略



742: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:26:45.81 ID:ybYJ3hO90

もう少し地味なものにすれば良かったかもしれない。

服を脱いで水着に着替えながら、フィアンマはひっそりと後悔していた。
つい、つい店員の口車に乗せられてしまったのだ。
以下略



743: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:27:44.55 ID:ybYJ3hO90

そこそこ派手な、赤いフリルビキニ。
白の装飾リボンが眩しい。
肩にリボンがあるので、傷痕が目立たない。
それを見込んで購入したのかもしれない。
以下略



744: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/03/30(日) 22:28:44.46 ID:ybYJ3hO90

今回はここまで。


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