109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 08:58:46.84 ID:f0aqrkApo
「えっと、星井さ。美希」
「なに?」
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:03:52.10 ID:f0aqrkApo
「亜美、春香は昨日私に付き合ってくれたからあまり眠れていないらしいのよ」
「……ふ〜ん。そうなんだ」
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:12:19.71 ID:f0aqrkApo
「ごめん、ミキの手が涎で濡れてたみたい」
あははっと笑いながらも
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:17:47.42 ID:f0aqrkApo
「正直に答えて欲しいの」
「なにを?」
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:25:05.72 ID:f0aqrkApo
「ええ、どこをどう見ても春香でしょう?」
「そう、かな……ミキには。あれは春香に似せた人形にしか見えない」
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:32:27.06 ID:f0aqrkApo
細切れの不安定な言葉をつぶやきながら
美希は体を震わせていた
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:41:29.43 ID:f0aqrkApo
「何言ってるのよ」
「え?」
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:51:39.33 ID:f0aqrkApo
風など通り抜けていくはずもないのに
背筋を何かが撫でていったような不快感
117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 09:59:17.95 ID:f0aqrkApo
春香
私が好きになった、春香
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/16(土) 10:06:29.56 ID:f0aqrkApo
終わりです
過剰な愛ゆえにとった強引な手段でそれを手に入れられても
本当に欲しかったものは手に入れることはできないという話
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