過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:00:29.77 ID:9SwiL0z50
『…おいおい、俺を忘れてもらっちゃ困るな』
不満そうな声がアビスエンペラーから聞こえてくる。
「黙った方が身の為じゃぞ。…ヨリコ様のアビスエンペラーをどうやったかは知らんが勝手に使った罪は重いからの」
以下略
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:01:12.16 ID:9SwiL0z50
「…巫女殿、ワシがこの事をヨリコ様に伝えてこよう。なぁ…聞かせてくれ、あれは一体なんだったんじゃ、何か知っておるのか?」
茫然としつつスカルPが巫女に問う。
「わからない、わからないわ…」
以下略
725
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:02:09.40 ID:9SwiL0z50
アビスエンペラーはその高い機能をフルに活用し、夜の都市を高速で駆ける。
兵士に何度か遭遇し、止めようとして来るが、いとも簡単に吹っ飛んだ。
兵士達が神殿周辺に集まりだしたせいか、その遭遇頻度も下がり、ついには気配すら感じない程の位置に来た。
以下略
726
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:04:43.09 ID:9SwiL0z50
「なぁ…ちょっと待ってくれ、今の状況がよくわからないんだけど…」
そこに奈緒がプレシオに戸惑い気味に質問する。
『覚えてねぇのか?』
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727
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◆zvY2y1UzWw
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2014/01/14(火) 01:06:10.73 ID:9SwiL0z50
『…要するに、お前の知識で言う、「ニーサン!」とか言っているアレだな』
「…うん、よく分かった。けど、なんか聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど『お前の知識』って…?」
『ああん?俺だって知るかよ、なんか知らんがお前の知識も俺のモノになってやがる』
以下略
728
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:08:03.43 ID:9SwiL0z50
「…そういえば神の洪水について何か知らないのか?守護神なんだろ?」
『あー…ったく、いろいろ知ったが何が神の洪水だ。俺は守護神として崇められてたが洪水なんて何もしらねーぞ?』
「関係ないのか?」
以下略
729
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:09:58.65 ID:9SwiL0z50
今の位置は見覚えがある。すぐ近くに隠れ家がある場所だ。
(アイツの心遣いかな…多分)
隠れ家の扉を開き、スーツを脱いで片づけ、急いで最後の帰還準備を済ませる。
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730
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:11:08.33 ID:9SwiL0z50
暫くして月の光が見えてくる。暗い藍色の夜の海から、一筋の光を目指して奈緒はひたすら泳ぎ続ける。
水面が近づいてきた。
「せーのっ!」
以下略
731
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:13:38.83 ID:9SwiL0z50
「奈緒ちゃーん!お帰りなさーい!きらり達ずっとずーっと待ってたにぃ!」
「きらりー!力強いから!強いから!」
「ごめんなさーい、じゃあちょっち弱めのはぐはぐ☆」
以下略
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2014/01/14(火) 01:15:04.81 ID:9SwiL0z50
「…で、LPさんにはどう報告しようか、真夜中な訳だけど」
「あの人なら多分起きてるだろ。奈緒の帰還連絡と、情報を伝えないと…」
李衣菜が一応と、メモ帳とペンを取り出しつつ、奈緒の話をまとめ上げる。
以下略
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