過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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725: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:02:09.40 ID:9SwiL0z50
アビスエンペラーはその高い機能をフルに活用し、夜の都市を高速で駆ける。

兵士に何度か遭遇し、止めようとして来るが、いとも簡単に吹っ飛んだ。

兵士達が神殿周辺に集まりだしたせいか、その遭遇頻度も下がり、ついには気配すら感じない程の位置に来た。
以下略



726: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:04:43.09 ID:9SwiL0z50
「なぁ…ちょっと待ってくれ、今の状況がよくわからないんだけど…」

そこに奈緒がプレシオに戸惑い気味に質問する。

『覚えてねぇのか?』
以下略



727: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:06:10.73 ID:9SwiL0z50
『…要するに、お前の知識で言う、「ニーサン!」とか言っているアレだな』

「…うん、よく分かった。けど、なんか聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど『お前の知識』って…?」

『ああん?俺だって知るかよ、なんか知らんがお前の知識も俺のモノになってやがる』
以下略



728: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:08:03.43 ID:9SwiL0z50
「…そういえば神の洪水について何か知らないのか?守護神なんだろ?」

『あー…ったく、いろいろ知ったが何が神の洪水だ。俺は守護神として崇められてたが洪水なんて何もしらねーぞ?』

「関係ないのか?」
以下略



729: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:09:58.65 ID:9SwiL0z50
今の位置は見覚えがある。すぐ近くに隠れ家がある場所だ。

(アイツの心遣いかな…多分)

隠れ家の扉を開き、スーツを脱いで片づけ、急いで最後の帰還準備を済ませる。
以下略



730: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:11:08.33 ID:9SwiL0z50
暫くして月の光が見えてくる。暗い藍色の夜の海から、一筋の光を目指して奈緒はひたすら泳ぎ続ける。

水面が近づいてきた。

「せーのっ!」
以下略



731: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:13:38.83 ID:9SwiL0z50
「奈緒ちゃーん!お帰りなさーい!きらり達ずっとずーっと待ってたにぃ!」

「きらりー!力強いから!強いから!」

「ごめんなさーい、じゃあちょっち弱めのはぐはぐ☆」
以下略



732: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:15:04.81 ID:9SwiL0z50
「…で、LPさんにはどう報告しようか、真夜中な訳だけど」

「あの人なら多分起きてるだろ。奈緒の帰還連絡と、情報を伝えないと…」

李衣菜が一応と、メモ帳とペンを取り出しつつ、奈緒の話をまとめ上げる。
以下略



733: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:16:53.30 ID:9SwiL0z50
情報
・奈緒が帰還しました。
・海底都市の神殿が血まみれ&壁に大穴があきました。(血は恐らく時間が経って既に『喰らう』力を失っている筈)
・管理局が今回の事を大体把握しました。
・海底都市のあちこちで金色の戦闘外殻、アビスエンペラーが目撃され始めました。


734:@設定 ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/14(火) 01:20:25.64 ID:9SwiL0z50
・グラトニーモード
奈緒の『暴食』が暴走した状態。
瀕死の時に渇望し、飢え、求めることで覚醒する。
獣の生存本能が捕食する方向で暴走し、奈緒の意識は殆ど無い。
とにかく一度決めた相手をとにかく喰らおうと襲い掛かってくる。頑丈な鎧でも装備していない限り、無事では済まないだろう。
以下略



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