過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
1- 20
987: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2014/02/01(土) 23:08:43.95 ID:gLjesAt+o

「……ふふっ、あはははは」

 周子の、空っぽのような笑い声。
 到底笑顔とはいいがたい歪んだ笑みを周子は浮かべ、そして笑い声が消え入ると同じように、表情はなくなっていく。

「……全くホント、無責任なことを言うねピィはさ。

でも『あの隊長に負けず劣らず』っていうのは買い被りだよ。

仮にあの男に、化物的なサイコキネシスだけだったのなら、まだ同じあたしが負けず劣らずって表現は正しいよ。

でも所詮、あのサイコキネシスは前座で、表向きの力。あたしじゃああの隊長の根幹に、手も足も出ない。

だからピィの言うとおりだよ。あたしはアーニャを見捨てる。

いや、もしもアーニャが行かないなんて言うのなら、あたしは何をしても、アーニャをあの男に差し出すよ」

 迷いなく、そう言い放つ周子。

 ピィは目を見開き、ちひろは目を伏せる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/828.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice