過去ログ - 碇シンジの日常
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105: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/05(水) 17:14:49.24 ID:2xY/BUup0
その頃、教室ではアスカとヒカリが感動の再会を果たしていた。この日、何週間かぶりにヒカリが学校へと登校してきたのだ。

「ヒカリー、久しぶりじゃない! どうしてたのよ、今まで。ずっと学校に来なくて心配していたのよ!」

「うん……ちょっとね」

ヒカリは、少し困ったような笑顔で応えた。

「病気……みたいなもので今まで家に。でも、もう完全に治ったから」

「そうだったの? 大変だったわね。心配だったから、一回だけ家に行ってみたんだけど、いないからって断られちゃってさ」

「そうなんだ……。ごめんね」

謝りつつ、ヒカリはふと視線をちらりと移して、アスカと一緒に入ってきたトウジを眺めた。

やはり変わらずセーラー服。

それを見るヒカリの瞳は物悲しそうであったが、諦めがついた様な感じも多分に含まれていた。

やさぐれた様にヒカリは息を吐く。


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