79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:14:19.49 ID:W/HWfb5o0
比奈(私の願いは……欲望は、
ただこうして、三人で手をつないでいることなのに)
比奈(その気持ちが、二人に届けばいいのに……)
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:16:45.65 ID:W/HWfb5o0
先に謝っておきます。
>>1が戦闘描写が苦手なためにこれまでにましてガッカリクオリティなのは私の責任だ。
だが私は謝らない。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:26:31.86 ID:W/HWfb5o0
――そして迎えた終末の日
最後の切り札とも呼ぶべき秘策が打ち破られ、映司は唖然とするほかなかった。
映司(こんな……こんなこと)
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:27:36.65 ID:W/HWfb5o0
>>81癖で信吾さんって書いたけど呼び捨てに脳内補完してください。
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:38:01.48 ID:W/HWfb5o0
映司「分かってる。あなたがやれって言うなら、あなたが本当にやりたいことなんだよね。
だから……ごめんなさい」
映司の手から放たれたメダルは、倒れた信吾の近くに落ちる。
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:47:16.95 ID:W/HWfb5o0
映司の身を包む紫のオーラが、少女の身を異形に変化させていく。
飛び立つ二人、いや、二つの異形の背を見送るだけではいられずに、
信吾の体を借りて再び翼を得たアンクも、空へ上っていった。
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:53:54.90 ID:W/HWfb5o0
真木「私の終末が……
私が完成してしまう……」
周囲に浮かんだメダルたちが出現した異次元への穴へ吸い込まれていくのを、
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:57:57.26 ID:W/HWfb5o0
映司の体を空中で捕まえて、とにもかくにも、一度怒らずにはいられないと、
微笑むその顔を睨み付け、あることに気付いたアンクは言葉を失った。
映司「アンク、来てくれたんだ……」
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 22:02:30.97 ID:W/HWfb5o0
アンク「この……馬鹿!
さっき言ってたよな、欲を見つけたって」
アンク「なのにそれを満たす前に死ぬ気か!?」
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 22:10:24.29 ID:W/HWfb5o0
映司「私は」
小さく呼吸を繰り返して、映司は息を整えた。緊張しているのか、睫毛が震えている。
映司「……ふふ、だめだ、怖くて言えない。
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