過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争」
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4: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:41:00.99 ID:3XmGIBxHo





以下略



5: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:41:29.45 ID:3XmGIBxHo

 ああ。ご立派な言葉だ。
 そしてなんて無責任で無遠慮な言葉だろう。

 失敗した時間を無駄じゃないと、何故決め付けるのだろう。
以下略



6: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:42:13.29 ID:3XmGIBxHo




 ちっぽけな私には、ちっぽけな生き方がふさわしい。


7: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:42:48.84 ID:3XmGIBxHo

 話を元に戻そう。

 私自身の下らない矜持など、これ以上だらだらと語っても詮無いことだ。
 どうにも私は話が長く、横道にそれやすい。
以下略



8: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:43:25.57 ID:3XmGIBxHo

 ……。
 ……、……。

 ……まぁ、正直な話。
以下略



9: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:44:12.02 ID:3XmGIBxHo

 もしかしたら私は、彼女の事を語りたくないのかもしれない。
 何しろ彼女はなんと言うか、まぁ、あれだ。有体に言って、変わっていた。変人と言う奴だ。
 そのせいで、思わず無意識のうちに語ることを避けようとしていたのかもしれない。
 
以下略



10: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:47:31.91 ID:3XmGIBxHo

 もことは、私の名前だ。対木もこ。高校一年生。十月一日生まれ、身長百……四十、くらい。
 嘘ではない。

 学校が私服での通学を認めているので、周りに漏れず私も私服だ。
以下略



11: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:48:06.35 ID:3XmGIBxHo

 ナース服である。おそらくは。多分。

 多くない私の知識をフル活用しても、どこをどう見てもどう考えても、彼女の上半身はナース服にしか見えなかった。

以下略



12: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:49:48.01 ID:3XmGIBxHo

「もこちゃんおったぁ」

 思案していたせいで、目の前にナース服が、ああいやもとい、彼女がいたことに気がつかなかった。

以下略



13: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:50:19.62 ID:3XmGIBxHo

 ざわつく教室の目線が、私とナース服に集まり始めた。
 時刻は昼休み。狙ったのかというほどに、時間はまだある。
 それまでこいつをここに置いておいていいのだろうか。
 もう既に視線を集めてしまっている時点で、何かと失敗しているような気もしたけれど、それでも今ここで教室を出て行ってしまっては、こいつと知り合いだという事にされてしまうのではないか。
以下略



14: ◆cvvZKri7SI[saga sage]
2013/12/11(水) 04:50:48.36 ID:3XmGIBxHo

「もこちゃん、何を怒っとるん?」

 なんでもねぇよ。さっさと用件を言ってくれ。
 ……、思わずキャラが乱れてしまった。いけない。
以下略



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