1:1[saga]
2013/12/16(月) 22:29:13.33 ID:iXjmcSgx0
  
  諸注意  
    
  ・非常にハードな場面が多いです。  
    
  ・このSSは、叛逆後の設定ですが……作者の勝手な解釈が多く含まれています。  
    
  ・外伝キャラ等も出ます。なお、かなり都合の良いように改変されてます。  
    
  ・なお、ほむらの性格もかなり変わってます。  
    
  ・大体、一回の投下は一週間に一度程度なので、更新速度は遅いです。  
    
  ・作者の趣味で、某ヤクザ漫画のオマージュが、多く含まれてます。  
    
  ・タイトルは以前書いた物に似せてますが、関連性はありません。  
    
    
  では、お楽しみください。  
  
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:1[saga]
2013/12/16(月) 22:30:05.29 ID:iXjmcSgx0
  
 序幕 
  
  昼休みの見滝原中学。生徒達の憩いの時間だが、鹿目まどかはゆっくりと休息……と言う訳でもなかった。 
  
3:1[saga]
2013/12/16(月) 22:31:02.49 ID:iXjmcSgx0
  
  対してほむらは、うっすらと口元に笑みを見せるが、その眼は笑っていない。爬虫類を想像させるような不気味な瞳が、まどかの印象に強く残された。 
  
 「……話って、何ですか?」 
  
4:1[saga]
2013/12/16(月) 22:31:52.22 ID:iXjmcSgx0
  肩を掴むほむらの右手に、自然と力が入っていく。 
  
 「……いたっ」 
  
 「……ごめんなさい」 
5:1[saga]
2013/12/16(月) 22:32:31.57 ID:iXjmcSgx0
  
  屋上から校舎に入ると、踊り場でほむらを待ち構えて居たのは、美樹さやかと巴マミだった。 
  
  さやかは、ほむらを鋭く睨みつける。 
  
6:1[saga]
2013/12/16(月) 22:33:31.90 ID:iXjmcSgx0
  
 「……」 
  
  渋々ながら、さやかは手を解いた。 
  
7:1[saga]
2013/12/16(月) 22:34:41.67 ID:iXjmcSgx0
  
 「……アイツは絶対に、何か企んでる」 
  
  さやかは、苛立ちを隠せない。 
  
8:1[saga]
2013/12/16(月) 22:37:18.39 ID:iXjmcSgx0
 まずは、プロローグです。 
  
 恐らく、年内の完結は出来ないでしょうね。ボチボチと書いていきます。 
  
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/16(月) 22:43:50.89 ID:lICy6UJT0
 たくばない(えらばない)の人か期待 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/17(火) 00:16:08.01 ID:P7zChMTt0
 た…択ばない 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/17(火) 21:15:00.28 ID:/PhfoFcgo
 たっくん! 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 21:15:30.33 ID:POZ81FWJo
 オルフェノクが! 
13:1[saga]
2013/12/20(金) 19:12:18.59 ID:cxLxPzIP0
 一発目の投下です。 
  
  
14:1[saga]
2013/12/20(金) 19:12:50.13 ID:cxLxPzIP0
 1.ニンゲンヤメマスカ? 
  
  静まり返った大都会。 
  市営の鉄道が、定刻通りに運行していく。時刻は23時過ぎ。乗客は両手の指で足りる程度しか乗っていない。 
  
15:1[saga]
2013/12/20(金) 19:13:44.12 ID:cxLxPzIP0
  
  何気なく周囲に目を向ける。椅子で寝そべる酔っぱらいのサラリーマンや、携帯電話から目を離さない大学生。髪の長い少女。 
  それに加えて、見た目からして頭の軽そうな若者二人組。 
  
 「大体よー。アタマのユルイ女何て、ちょっとモノで釣れば一発だぜ?」 
16:1[saga]
2013/12/20(金) 19:14:19.46 ID:cxLxPzIP0
  
 (……ウゼェな) 
  
  内心で毒を吐く。そのまま、魔法の力で惨めな目に逢わせてやろうか。 
  そんな事を考えてる間に、同じ車両に乗り併せている少女が、馬鹿二人組の前に歩み寄った。 
17:1[saga]
2013/12/20(金) 19:14:57.23 ID:cxLxPzIP0
  
 「ブチころ……」 
  
  男は、言葉を途中で止めてしまった。止めるしか無い程、少女には威圧感が備わっていた。 
  
18:1[saga]
2013/12/20(金) 19:15:39.53 ID:cxLxPzIP0
  
  ゴン、ともう一度鈍い音が響き渡る。左手を離すと同時に、男は木偶人形の様に横たわっていた。 
  
  ものの数分の出来事に、あすみは息を飲むしかなかった。 
  
19:1[saga]
2013/12/20(金) 19:16:08.73 ID:cxLxPzIP0
  
 「……!?」 
  
  あすみの背筋に、ゾクリとした悪寒が走った。 
  
20:1[saga]
2013/12/20(金) 19:16:51.35 ID:cxLxPzIP0
  
 「違う……貴女に……貴女に着いていきたい!!」 
  
  あすみは強く言った。 
  その言葉を聞くと、少女は鋭い眼光であすみを見つめた。 
21:1[saga]
2013/12/20(金) 19:17:27.83 ID:cxLxPzIP0
  
  駅を出てから、あすみはほむらに着いて行くだけ。この間の会終は無い。 
  そして、さびれた街の廃ビルにまでやって来た。 
  
 「……ここは?」 
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