131: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:19:07.50 ID:BW+czlqHO
 終わり近く 
  
  
  
 とあるビルの屋上 
132: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:19:51.53 ID:BW+czlqHO
 アンチスキル狙撃手「……」 
  
 アンチスキル観測手「……」 
  
 沈黙が続く。 
133: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:23:05.56 ID:BW+czlqHO
 アンチスキル観測手「ヤツらって…一人は何もやってないんだぞ!?」 
  
 アンチスキル狙撃手「そんな事は分かってる!!でも、今の俺たちには分からないじゃないか! 
 同じ顔で同じ声、同じ格好で同じ体格…どちらが本物だと言われてお前に見分けがつくか?!」 
  
134: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:24:10.15 ID:BW+czlqHO
 観測手は考えた。 
 もう一人は何もやってない… 
 しかし、このままでは犯人が逃げてしまう。 
 それよりも、仲間を殺したヤツをこのまま黙って見ていられる程俺の心は冷静じゃない。 
 だから、もう一人には悪いが…そうすると「答えは一つ」だ。 
135: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:25:19.02 ID:BW+czlqHO
 アンチスキル観測手「よしっ!いっちょやりますか!!」 
  
 アンチスキル狙撃手「ああっ!死んだ仲間の弔い合戦だ!!」 
  
  
136: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:27:03.28 ID:BW+czlqHO
 アンチスキル狙撃手「すまない…」 
  
 ガァーンッ? 
  
  
137: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:28:38.46 ID:BW+czlqHO
 上条「あ…ぁ…」ボタボタ… 
  
  
  
 ドシャッ… 
138: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:29:29.22 ID:BW+czlqHO
 幻想「待っテろ…今、終わらしてくるからな…」スゥ 
  
 幻想殺しは優しく上条を床に寝かせ、廃屋の玄関を目指す。 
  
  
139: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:30:27.20 ID:BW+czlqHO
 アンチスキル観測手「ん?A聞こえるか?こちら観測手。 
 おい!」 
  
 アンチスキル狙撃手「ん?どうした?」 
  
140: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:31:12.04 ID:BW+czlqHO
 幻想殺しは叫ぶ 
  
  
 幻想「ああぁアァァァァァァァァ?」 
  
141: ◆Juy9dT5Y9k
2013/12/28(土) 10:32:00.48 ID:BW+czlqHO
 幻想殺しは考える。 
 しかし、答えは見つからない。 
  
 幻想「くそっ!どうしたら?」 
  
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