過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/02/08(日) 23:22:19.89 ID:wQK87Klo0
そんな常に部屋に引きこもり、一人で本を読んで過ごしてきた彼女にできた初めての友達。
それが『レミリア・スカーレット』という名の少女なのだ。
二人が出会った切欠はロータスが所用でヘンリーの下を訪ねる際に、一緒にパチュリーを連れて行ったことである。
ロータスは自身の用事を済ませている間、レミリアとパチュリーを二人で遊ばせていた。
最初は何かと積極的なレミリアに対して煩わしい顔をしていたものだが、
今では多少愚痴を零しながらも無視することなく会話をしているくらいになっている。
初期の様子から考えれば、かなり仲が進んだと言えるかもしれない。
積極的なレミリアと消極的なパチュリー。
まるで正反対な性格の二人ではあるが、それが却ってお互いの足りない部分を埋め合っている。
誰の目から見ても、とても似合ったいい親友に見えることだろう。
レミリアの存在はパチュリーに少なくない好影響を与えていることは明らかである。
そんな、自分にとっての唯一とも言える理解者が危険に晒されようとしている。
それを知った時、果たしてパチュリーは一体何を思うのだろうか。
目に見える動揺をしたり、声を荒げたりするということは無いだろう。
彼女が感情をあまり表に出さないことは周知の事実である。
だが、その事実に対して何も思う所は無いということは決してあり得ない。
彼女の心に、深かろうと浅かろうと傷跡が残ることは間違いないだろう。
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